タイトルコード |
1000100945027 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
太虚と公正無私の世界 |
書名ヨミ |
タイキョ ト コウセイ ムシ ノ セカイ |
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近代を拓く大塩思想 |
叢書名 |
いずみ昴そうしょ
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叢書番号 |
9 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
森田 康夫/著
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著者名ヨミ |
モリタ ヤスオ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
和泉書院
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出版年月 |
2021.11 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-7576-1003-3 |
ISBN |
4-7576-1003-3 |
数量 |
6,312p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
121.55
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個人件名 |
大塩 平八郎 |
内容紹介 |
大塩平八郎は歴史のなかでどのように語られてきたのか。近世陽明学ではなにが論じられたのか。中江兆民の儒学思想として、その哲学書「理学鉤玄」のなかに陽明学思想を読み解くなど、大塩研究の新局面を拓く論考集。 |
著者紹介 |
1930年大阪市生まれ。立命館大学大学院日本史研究科修士課程修了。文学博士。樟蔭東女子短期大学名誉教授。著書に「大塩思想の可能性」「大塩思想の射程」「評伝三宅雪嶺の思想像」など。 |
目次タイトル |
大塩研究の書誌的考察 |
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はじめに 1、同時代の記録 2、明治維新期 3、明治中・後期 4、大正期 5、昭和十五年戦争期 6、昭和戦後期 7、平成期 おわりに |
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近世陽明学の受容史 |
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はじめに 1、藤原惺窩の儒学 2、林羅山の党派的受容 3、貝原益軒の理性主義 4、中江藤樹の儒教認識の葛藤 5、熊沢蕃山の主体的受容-時処位論 6、三輪執斎の人間平等観 7、石田梅岩の職業倫理 8、佐藤一斎の実学 9、大塩平八郎の太虚の哲学 10、山田方谷の実学的陽明学 11、横井小楠の儒学近代化 12、春日潜菴の劉念台志向 13、林良斎と大塩思想 14、吉田松陰と儒学 |
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近世陽明学と大塩思想 |
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はじめに 1、陽明学の受容事情 2、陽明思想の諸相 3、心即理 4、『大学』論の比較 5、近世陽明学と大塩 |
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『古本大学刮目』引用姓氏から見た大塩平八郎の学問的態度について |
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はじめに 1、引用姓氏の加除 2、『古本大学』への視角と朱子学認識 3、引用姓氏から見た思想的特徴 4、大塩の学問的基軸 5、天人観をめぐる理と良知 おわりに |
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『洗心洞箚記』における『伝習録』の受容について |
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はじめに 1、『箚記』研究への一つの試み 2、『箚記』における『伝習録』の比重 3、『箚記』における『伝習録』の展開 4、『箚記』の展開 おわりに |
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田結荘千里と『古本大学刮目』の復刻 |
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はじめに 1、洗心洞門人但馬守約 2、千里と大塩事件 3、千里の『古本大学刮目』への校訂 4、『古本大学刮目』の復刻 5、『古本大学刮目』の意義 6、田結荘千里の思想 |
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思想方法からみた大塩平八郎とルソー思想 |
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はじめに 1、時代と出自 2、学問する役人と社会批判する文人 3、人間存在としての自他意識 4、道徳と政治 5、理性と良知 6、学問史から見た西洋と東洋 おわりに |
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大塩平八郎の太虚と譚嗣同の以太について |
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はじめに 1、大塩の太虚の思想 2、譚嗣同の以太 3、孝と仁 4、学問観 5、私欲・人心・天理 おわりに |
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歴史思想から見た三宅雪嶺とカール・レビット |
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はじめに 1、一九世紀における東西文明の終焉 2、レビットにおけるヨーロッパニヒリズムの克服 3、雪嶺の東西哲学の統合化 4、世界観の転換-人間中心主義の歴史観から世界内存在としての人間観へ 5、戦争体験への理性的批判と良知的批判 おわりに-自愛主義の日本批判と事実に即したヨーロッパの批判精神 |
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兆民哲学における陽明学的位相 |
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はじめに 1、陽明学派兆民 2、儒教・宋学・孔孟の影響 3、エトスとしての漢学受容 4、兆民哲学の陽明学的言説 おわりに |