タイトルコード |
1000100962456 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
災害報道とリアリティ |
書名ヨミ |
サイガイ ホウドウ ト リアリティ |
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情報学の新たな地平 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
近藤 誠司/著
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著者名ヨミ |
コンドウ セイジ |
出版地 |
吹田 |
出版者 |
関西大学出版部
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-87354-747-3 |
ISBN |
4-87354-747-3 |
数量 |
4,211p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
070.14
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件名 |
ジャーナリズム
マス・メディア
災害
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内容紹介 |
災害が頻発する現代社会において、満身創痍ともいえる災害報道をいかに改善すればよいのか。災害報道研究史を概観し、新たな理論モデルを提起した上で、災害報道を局面別に再検討する。実践自例も紹介。 |
著者紹介 |
NHKにて災害報道などに携わり「震災メッセージ」シリーズで総務省消防庁「防災まちづくり大賞」消防科学研究センター理事長賞受賞。関西大学社会安全学部安全マネジメント学科准教授。 |
目次タイトル |
序章 災害報道研究をひらく |
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1 満身創痍の災害報道 2 対症療法ではなく根本治癒を 3 本書の構成 |
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第Ⅰ部 災害報道研究の理論 |
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第1章 災害報道の定義 |
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1 災害報道の基本3機能 2 災害報道の基本4象限 |
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第2章 災害報道研究史を概観する |
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1 災害報道研究の布置 2 マスコミ研究における災害報道研究のプレゼンス 3 災害情報研究のなかの災害報道研究の動向 |
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第3章 災害報道研究の新たな理論モデル |
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1 コミュニケーション・モデルズからの示唆 2 減災の正四面体モデルの特長と限界 3 リアリティの地平 4 メディア・イベントにおけるリアリティの共同構築モデル |
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第Ⅱ部 災害報道の局面別の再検討 |
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第4章 緊急報道の分析 |
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1 メディア・イベントとしての東日本大震災 2 東日本大震災の緊急報道のリアリティ分析 3 リアリティを高める糸口を探求する |
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第5章 復興報道の分析 |
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1 メディア・イベントとしての四川大地震 2 四川大地震の復興報道のリアリティ分析 3 リアリティを重ねる糸口を探求する |
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第6章 予防報道の分析 |
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1 メディア・イベントの構成員に着目する 2 防災番組の登場人物分析 3 リアリティを深める糸口を探求する |
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第Ⅲ部 理論と実践の往還 |
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第7章 実践事例1:災害報道版クロスロード |
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1 災害報道版クロスロードの開発 2 災害報道版クロスロードの実際 3 災害報道版クロスロードのポテンシャリティ |
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第8章 実践事例2:早期避難の呼びかけ-広島モデル- |
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1 呼びかけの呼びかけ 2 呼びかけの呼びかけの新展開 3 広島モデルのポテンシャリティ |
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第9章 実践事例3:KOBE虹会 |
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1 溶け合うことばたち 2 他者との交歓 3 共同性のポテンシャリティ |
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第Ⅳ部 到達点からの展望 |
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第10章 COVID-19とインフォデミック |
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1 インフォデミックの情況 2 インフォデミック禍のリアリティ 3 情報のワクチノロジー |
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終章 リアリティのリアリティ |