タイトルコード |
1000100967668 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
空間と政治 |
書名ヨミ |
クウカン ト セイジ |
叢書名 |
放送大学教材
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
原 武史/著
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著者名ヨミ |
ハラ タケシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
放送大学教育振興会
[NHK出版(発売)]
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥3300 |
ISBN |
978-4-595-32341-6 |
ISBN |
4-595-32341-6 |
数量 |
321p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
311.21
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件名 |
政治思想-日本
建築-日本
都市
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内容紹介 |
政治は抽象的なものではなく、具体的な空間の中で行われる。大極殿や江戸城など明らかな政治空間はもちろん、街道や鉄道、広場、住宅など一見無関係に見える空間からも、政治思想を読み取ることを目指す。章末に学習課題あり。 |
著者紹介 |
放送大学教授。 |
目次タイトル |
1 なぜ「空間と政治」なのか |
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1.政治空間とは何か 2.政治思想が空間をつくる1-西洋 3.政治思想が空間をつくる2-中国、朝鮮 4.日本の政治思想と政治空間 5.本書のねらい |
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2 大極殿/高御座/紫宸殿 |
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1.復原された平城宮第一次大極殿 2.高御座と大嘗祭 3.大極殿から紫宸殿へ 4.紫宸殿の縮小と再興 5.「紫宸殿の儀」と平安神宮大極殿 |
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3 江戸城/宮城/皇居 |
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1.旧江戸城を歩く 2.本丸御殿の構造 3.江戸城から宮城へ 4.昭和初期の宮城-2・26事件と戦争 5.宮城から皇居へ |
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4 日光東照宮/湯島聖堂/昌平坂学問所 |
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1.日光東照宮を歩く 2.江戸時代の東照宮 3.湯島聖堂と徳川綱吉 4.昌平坂学問所における会読 5.明治時代の日光東照宮と日光田母沢御用邸 |
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5 日本橋/東京駅 |
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1.日本橋の昔と今 2.陸上の交通システムの中心としての日本橋 3.東京駅を歩く 4.中央停車場の建設 5.植民地帝国の中心としての東京駅 |
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6 中山道馬籠宿 |
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1.馬籠宿を歩く 2.『夜明け前』に描かれた幕末の馬籠宿1 3.『夜明け前』に描かれた幕末の馬籠宿2 4.朝鮮の街道との違い 5.明治天皇の巡幸 |
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7 御召列車 |
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1.鉄道博物館を訪ねる 2.鉄道の開業と御召列車 3.明治、大正期における御召列車の整備 4.昭和大礼と御召列車 5.御召列車からお召列車へ |
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8 阪急大阪梅田駅 |
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1.阪急大阪梅田駅を歩く 2.関西私鉄の思想 3.梅田駅の開業と小林一三 4.阪急文化の誕生 5.「阪急切替問題」 |
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9 日比谷公園/皇居前広場 |
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1.日比谷公園と皇居前広場を歩く 2.日比谷焼打ち事件と大正デモクラシー 3.天皇制の儀礼空間としての皇居前広場 4.占領期の皇居前広場と日比谷公園 5.独立回復期の皇居前広場と日比谷公園 |
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10 伊勢神宮/靖国神社 |
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1.伊勢神宮内宮と靖国神社を歩く 2.明治以降の伊勢神宮 3.戦争と靖国神社 4.戦中期の伊勢神宮と靖国神社 5.戦後の伊勢神宮と靖国神社 |
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11 出雲大社/大本神苑 |
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1.出雲大社を歩く 2.出雲大社と祭神論争 3.大本神苑と綾部 4.出口王仁三郎の空間認識 5.抹殺された大本 |
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12 国立/新宿 |
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1.国立文教地区を歩く 2.浄化運動と文教地区指定 3.国立と女性 4.一九六〇年代後半の新宿 5.中央線の空間政治学 |
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13 香里団地 |
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1.香里団地を歩く 2.香里ケ丘文化会議の形成 3.団地における民主主義の追求 4.団地自治会と日本共産党 5.団地からニュータウンへ |
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14 清瀬/ひばりが丘団地/滝山団地 |
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1.西武沿線の病院と団地 2.清瀬と「赤い病院」 3.ひばりが丘団地と六〇年安保闘争 4.ひばりが丘団地と日本共産党 5.滝山団地という政治空間 |
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15 「平成」の空間 |
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1.「『昭和』の空間」と「『平成』の空間」 2.「昭和」のなかに胚胎する「平成」 3.「昭和」への揺り戻しと「平成」の継続 4.東日本大震災と「平成」の完成 5.「平成」から「令和」へ |