タイトルコード |
1000100991412 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
仏教漢語語義解釈 |
書名ヨミ |
ブッキョウ カンゴ ゴギ カイシャク |
|
漢字で深める仏教理解 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
船山 徹/著
|
著者名ヨミ |
フナヤマ トオル |
出版地 |
京都 |
出版者 |
臨川書店
|
出版年月 |
2022.5 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-653-04516-8 |
ISBN |
4-653-04516-8 |
数量 |
355,11p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
181
|
件名 |
仏教
翻訳
漢字
中国語-熟語
|
注記 |
文献:p343〜351 |
内容紹介 |
南北朝隋唐から北宋にかけての仏教思想の根幹にかかわる50の漢語について、漢語の伝統的語義解釈と、インドの原典のその語の意味と用例を対比させ、中国・インド双方から二重の意味を付与された漢字仏教語の価値を究明する。 |
著者紹介 |
1961年栃木県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。京都大学人文科学研究所教授。専門は仏教学。著書に「婆藪槃豆伝」「菩薩として生きる」など。 |
目次タイトル |
序論 インド伝来の仏教を漢字で思考し言い表す |
|
0.1 ものの見方と言葉 0.2 本書の主眼と新しさ 0.3 各章の梗概 0.4 基本三点 0.5 原語表記 |
|
第1章 一字でも解釈は様々 |
|
1.1 「法」 1.2 「経」(付録「契経」) 1.3 「道」 1.4 「忍」 1.5 「心」 1.6 「聖」 |
|
第2章 仏典漢訳から生まれた新漢字 |
|
2.1 「鉢」(付録「応器」) 2.2 「魔」 2.3 「塔」(付録「塔」の誤釈) 2.4 「梵」(付録「梵書」) 2.5 「刹」 2.6 「唄」 |
|
第3章 仏典が作り出した熟語 |
|
3.1 「衆生」「有情」 3.2 「如如」「真如」 3.3 「五陰」「五蘊」 |
|
第4章 漢字の妙味 |
|
4.1 「孤独」 4.2 「歓喜」 4.3 「如是」 4.4 「讃歎」 4.5 「如来」 4.6 「世尊」 4.7 「方便」 4.8 「煩悩」 |
|
第5章 インドの解釈を引き継ぐ漢字音写語 |
|
5.1 「沙門」 5.2 「比丘」 5.3 「阿羅漢」 5.4 「那落迦」 5.5 「達【シン】」 |
|
第6章 梵漢双挙 |
|
6.1 「鉢盂」 6.2 「偈頌」 6.3 「禅定」 6.4 「三昧正受」 6.5 その他 |
|
第7章 インド文化からの逸脱と誤解 |
|
7.1 「大乗」 7.2 「仏説」 7.3 「懺悔」 7.4 「悉檀」 7.5 「曇無竭」 7.6 「偈」の誤解 7.7 漢語注釈者の偽梵語 7.8 『至元法宝勘同総録』の偽梵語 7.9 チャンスクリット Chanskrit? |
|
第8章 仏教漢語の特徴 |
|
8.1 七章の整理 8.2 仏教新漢字と「可口可楽」 8.3 結論 インド文化と中国文化の融合体 |
|
付録 |
|
Ⅰ サンスクリット複合語の分類を示す漢語 Ⅱ 主な書名と撰者・漢訳者 |