タイトルコード |
1000101013735 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ナチスとユダヤ企業 |
書名ヨミ |
ナチス ト ユダヤ キギョウ |
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経済の脱ユダヤ化と水晶の夜 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山本 達夫/著
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著者名ヨミ |
ヤマモト タツオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版(発売)
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出版年月 |
2022.9 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-585-33003-5 |
ISBN |
4-585-33003-5 |
数量 |
27,328,18p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
234.074
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件名 |
ドイツ-歴史-ナチス時代(1933〜1945)
ドイツ-経済-歴史
戦時経済
ユダヤ人
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注記 |
文献:巻末p4〜18 |
内容紹介 |
一次史料に基づくナチスのユダヤ企業政策研究。ユダヤ人政策を社会経済的観点から追究し、職業官吏制度再建法やニュルンベルク法、ユダヤ人居住地が次々と襲撃・放火された「水晶の夜」に新たな解釈を提起する。 |
著者紹介 |
1962年山口県生まれ。山口大学、千葉大学、東京外国語大学、ゲッティンゲン大学で西洋史・ドイツ近現代史を学ぶ。博士(文学、福岡大学)。非常勤講師として西洋史、ドイツ語を担当。 |
目次タイトル |
序章 第三帝国の社会史と経済の脱ユダヤ化 |
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第一節 経済の脱ユダヤ化 第二節 研究史の検討 |
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第一章 職業官吏制度再建法と官吏のナチ化 |
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はじめに 第一節 第三帝国初期の反ユダヤ現象の特徴 第二節 職業官吏制度再建法 第三節 職業官吏制度再建法の影響 おわりに |
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第二章 ニュルンベルク法 |
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はじめに 第一節 「アーリア条項」の拡大適用問題 第二節 反ユダヤ個別行動の拡大と抑制 第三節 不当干渉の防御 第四節 「国家の敵」と「民族の敵」 第五節 ニュルンベルク法の影響とその限界 おわりに |
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第三章 四カ年計画の始動と第三帝国の経済社会体制 |
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はじめに 第一節 新計画から四カ年計画へ 第二節 営業経済組織と経済の産業部門別編成 第三節 輸入監視局体制 おわりに |
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第四章 四カ年計画の影響 |
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はじめに 第一節 原料不足と原料・外国為替割り当て制度 第二節 労働力不足と強制労働 第三節 ドイツ経営の業績闘争 第四節 統制経済下の反ユダヤ宣伝 おわりに |
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第五章 営業経済組織への抵抗 |
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はじめに 第一節 営業経済組織におけるユダヤ営業経営 第二節 営業経済組織への抵抗 第三節 国境地帯リンネル織物業連合有限会社 おわりに |
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第六章 営業経済組織秩序への挑戦 |
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はじめに 第一節 ユダヤ人と近代ドイツ繊維衣料産業 第二節 Adefaとドイツ繊維衣料業界 第三節 オットー・ユングとAdefa 第四節 ADEBEとドイツ繊維衣料業界再編の試み おわりに |
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第七章 経済の脱ユダヤ化とアーリア化 |
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はじめに 第一節 ユダヤ営業経営への原料・外国為替割り当ての削減 第二節 ユダヤ営業経営とは何か 第三節 偽装アーリア化 第四節 国家公民法第三政令と「六月行動」 第五節 経済の脱ユダヤ化をめぐるプロパガンダ おわりに |
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第八章 オーストリアにおける供給過剰の除去 |
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はじめに 第一節 合邦直後の反ユダヤ行動 第二節 国家経済性管理機構RKWと最高効率の労働体系 第三節 アイヒマンとユダヤ人国外移送中央本部 おわりに |
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第九章 十一月ポグロムと経済の脱ユダヤ化政策の収束 |
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はじめに 第一節 一九三八年秋のドイツ経済社会 第二節 十一月ポグロムの原因 第三節 アーリア化申請の実際 第四節 「アーリア化」か「経済の脱ユダヤ化」か 第五節 十一月ポグロム後の会議 おわりに |
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終章 まとめと今後の課題 |