タイトルコード |
1000101038548 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
国際刑事手続法の原理 |
書名ヨミ |
コクサイ ケイジ テツズキホウ ノ ゲンリ |
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国際協働におけるプレミスの特定 |
叢書名 |
学術選書
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叢書番号 |
199 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
越智 萌/著
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著者名ヨミ |
オチ メグミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
信山社
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出版年月 |
2022.12 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-7972-6837-9 |
ISBN |
4-7972-6837-9 |
数量 |
13,275p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.7
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件名 |
国際刑法
刑事訴訟法
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注記 |
文献:p255〜272 |
内容紹介 |
国際刑事手続、特に国際刑事裁判所(ICC)の活動を規律する諸原則を、手続の時系列順(捜査から被害者賠償まで)に沿って解説。類似の現象を国内で規律する法原則と比較しながら、その特徴を浮かび上がらせる。 |
著者紹介 |
大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了。立命館大学国際関係研究科・国際関係学部准教授。著書に「国際刑事手続法の体系」など。 |
目次タイトル |
序論 国際刑事手続に固有の原理とは |
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第1節 本書の問題意識と手法 第2節 本書の構成と射程 |
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第1章 並行捜査・並行訴追の規律原則 |
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第1節 並行捜査および並行訴追の規律に関する諸原則 第2節 国際刑事司法における並行捜査および並行訴追 第3節 国際刑事司法における規律の意義と方法 小括 |
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第2章 引渡の優先に関する原則 |
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第1節 引渡の重層的な制度 第2節 同一犯罪に関する引渡請求の競合 第3節 異なる犯罪に対する引渡請求の競合 第4節 中核犯罪の重大さの反映 小括 |
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第3章 欠席裁判禁止原則 |
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第1節 欠席裁判禁止の理論的根拠-効果的な裁判と在廷する権利 第2節 欠席裁判禁止原則に関する法規の比較 第3節 国際刑事司法における欠席裁判禁止原則の内容 小括 |
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第4章 被疑者の権利救済に関する原則 |
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第1節 ICCの訴追体制と被疑者の権利救済 第2節 垂直的関係における権利救済の問題 第3節 補完的関係における権利救済の問題 小括 |
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第5章 証拠の許容性に関する原則 |
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第1節 ICCの証拠法制度 第2節 証人保護の必要性と口頭原則 第3節 ICC以外のアクターによる証拠提供と違法収集証拠排除 小括 |
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第6章 被害者賠償に関する原則 |
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第1節 修復的正義の要請と被害者の権利救済の要請 第2節 国内刑事司法における犯罪被害回復のための諸制度 第3節 ICCの被害者に対する賠償の枠組みとルバンガ事件 第4節 本件での賠償手続の構造と評価 小括 |
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結論 |
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第1節 分析結果 第2節 国際刑事手続法の諸プレミスから見えるもの |
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追補 ロシア・ウクライナ事態に対する国際刑事司法のための国際協働枠組の形成に見られる固有の原理 |
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第1節 捜査・訴追活動の現状 第2節 国際刑事手続法の視点からの分析 おわりに |