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書誌情報サマリ

書名

社会派ミステリー・ブーム 

著者名 尹 芷汐/著
著者名ヨミ イン シセキ
出版者 花鳥社
出版年月 2023.2


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資料情報

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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91026/1820/2103008822一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000101059643
書誌種別 図書
書名 社会派ミステリー・ブーム 
書名ヨミ シャカイハ ミステリー ブーム
日中大衆化社会と<事件の物語>
叢書名 日中文学関係史叢書
言語区分 日本語
著者名 尹 芷汐/著
著者名ヨミ イン シセキ
出版地 東京
出版者 花鳥社
出版年月 2023.2
本体価格 ¥4500
ISBN 978-4-909832-55-9
ISBN 4-909832-55-9
数量 6,284p
大きさ 22cm
分類記号 910.264
件名 推理小説   日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後)   中国文学-歴史
個人件名 松本 清張
内容紹介 日本だけでなく中国でも流行した松本清張などの社会派ミステリー。書籍、映像化作品や関連する<事件>の報道、同時代の言説など、多角的なアプローチで日中のブームの構造を解明し、<生きた戦後史>を浮かび上がらせる。
著者紹介 中国四川省生まれ。名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士前期・後期課程修了。博士(文学)。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部講師。
目次タイトル 序章 <事件>を物語る時代
一 「社会派」論を超えて 二 社会派ミステリー・ブーム 三 「社会派」論のパラダイム先行研究(1) 四 「松本清張研究」の「東アジア」論先行研究(2) 五 問題点と本書の研究方法
第一部 戦後日本のメディアと<事件の物語>
第一章 『週刊朝日』と松本清張-小説「失踪」の語りから考える
一 「週刊誌ブーム」と松本清張 二 週刊誌が作る「知」と読書の形態 三 編集方針と一致する創作 四 ある「失踪」事件をめぐって 五 小説「失踪」と週刊誌記事の語り 六 『黒い画集』が読者に与えるもの
第二章 「事件」とメディア・世論-松本清張「遭難」と井上靖『氷壁』の「登山者」表象
一 松本清張と井上靖 二 『氷壁』と「遭難」の作品と評価 三 「登山ブーム」と山岳小説-「事件」の意味 四 『氷壁』と「遭難」-誰が真実を語るか 五 メディアへのまなざし
第三章 「内幕もの」の時代と『日本の黒い霧』
一 『日本の黒い霧』、賛否両論のノンフィクション 二 「内幕もの」の一九五〇年代 三 松本清張、「一市民」から見た「内側」 四 「内幕もの」と世論 五 ノンフィクションという矛盾
第四章 「悪女」の作られ方-松本清張の小説と映像の交錯
一 松本清張作品の映像化 二 映画と中間雑誌の連携 三 週刊誌による映画の宣伝 四 映像によるイメージの創出 五 「悪女」イメージの生成 六 メディアミックスの前段階
第二部 冷戦期の日中における社会派ミステリーの流通
第五章 新中国の「内部発行」と社会派ミステリー-『日本の黒い霧』と『日本的黒霧』
一 外国書籍をめぐる二つの翻訳と流通ルート 二 「内部発行」で刊行された日本の書籍 三 「松川事件」をめぐる言論の生成と『日本の黒い霧』の翻訳 四 順応と対抗のはざま-「謀略朝鮮戦争」をめぐる翻訳と自主検閲 五 一九八〇年の再版と読者層
第六章 「軍国主義批判」の中の日本文学-三島由紀夫『憂国』と松本清張『日本改造法案-北一輝の死』の翻訳と受容
一 歴史の分節点としての二・二六事件 二 三島事件と「軍国主義批判」-『憂国』、『豊饒の海』の内部発行 三 三島の翻訳における政治と文学の拮抗 四 もう一つの「二・二六事件」-松本清張『日本改造法案-北一輝の死』 五 メタファーとしての「北一輝」像
第七章 「事件」と戦争の記憶-鄧友梅『さよなら瀬戸内海』と森村誠一「七三一部隊」シリーズ
一 戦争をめぐる記憶の困難 二 アメリカ批判と戦後の「日中友好」活動 三 『さよなら瀬戸内海』と「強制労働」の記憶 四 森村誠一と「七三一部隊」 五 「人民」と「人間」という語りの視点
第八章 名探偵の「死」とその後-日本の社会派推理小説と中国の法制文学
一 一九八〇年代の中国と日本の社会派推理小説 二 名探偵の「死」 三 法制文学の新聞・雑誌で連載された社会派ミステリー 四 劉賓雁と王朔からみた法制文学の可能性 五 日中「大衆化社会」と文学との関係
第九章 ナショナルな表象とトランス・ナショナルな記憶-西條八十「ぼくの帽子」と映画『人間の証明』
一 中国と日本映画の主題歌 二 メディアミックス戦略のトランス・ナショナルな欲望 三 西條八十「ぼくの帽子」の「母」と郷愁 四 中国における「母恋い」の再生とイデオロギーへの対抗
第一〇章 松本清張と連環画の遭遇-イメージの増殖と変容
一 連環画と「日本」 二 連環画とは 三 連環画雑誌と日本文学 四 映画連環画と日本映画 五 連環画『砂の器』 六 イメージは誰のものか



内容細目

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2023
2023
910.264 910.264
松本 清張 推理小説 日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後) 中国文学-歴史
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