| タイトルコード |
1000101062712 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
EU金融制度の形成史・序説 |
| 書名ヨミ |
イーユー キンユウ セイド ノ ケイセイシ ジョセツ |
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構造的パワー分析 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
石田 周/著
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| 著者名ヨミ |
イシダ アマネ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
文眞堂
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| 出版年月 |
2023.3 |
| 本体価格 |
¥3400 |
| ISBN |
978-4-8309-5222-7 |
| ISBN |
4-8309-5222-7 |
| 数量 |
13,322p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
338.23
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| 件名 |
金融-ヨーロッパ連合
金融政策
金融機関
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| 注記 |
文献:p293〜315 |
| 内容紹介 |
EUにおける金融の不安定化をもたらした金融制度改革は、どのようなメカニズムで生じたのか。スーザン・ストレンジのアプローチを応用し、民間アクターが行使した構造的パワーの視点から、EU金融制度の形成史を描く。 |
| 目次タイトル |
序章 |
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0-1 本書の2つの問題意識 0-2 本書の対象 0-3 本書の独自性とアプローチ 0-4 本書の構成 |
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第1章 世界金融危機以前のEU金融制度改革に関する先行研究 |
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はじめに 1-1 EU金融制度改革における3つのプロジェクトに関する先行研究 1-2 本書で扱う4つの金融制度改革とその先行研究 1-3 政治と経済の関係に関する簡単な研究史 おわりに |
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第2章 非国家アクターが行使する構造的パワーを捉えるための「3段階のアプローチ」 |
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はじめに 2-1 スーザン・ストレンジの研究領域 2-2 非国家アクターが行使する構造的パワーに関するストレンジの研究 2-3 政策研究に応用するための2つの修正 2-4 政策形成において企業が行使する構造的パワーを把握するための「3段階のアプローチ」 おわりに |
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第3章 EU金融制度改革分析への「3段階のアプローチ」の応用 |
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はじめに 3-1 EU金融構造の全体像 3-2 第1段階のアプローチ 3-3 第2段階のアプローチ 3-4 第3段階のアプローチ おわりに |
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第4章 EUにおける金融制度改革と金融機関等の構造的パワー |
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はじめに 4-1 第1期のEU金融制度改革(1985-96年)と金融機関の構造的パワー 4-2 第2期のEU金融制度改革(1997-2004年)と金融機関の構造的パワー 4-3 第3期のEU金融制度改革(2005-10年)と金融機関の構造的パワー おわりに |
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第5章 EUにおける株式市場規制と金融機関・証券取引所の構造的パワー |
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はじめに 5-1 ISDの株式市場規制と金融機関の構造的パワー 5-2 第2期における株式市場および大手金融機関と証券取引所の変貌 5-3 MiFIDの株式市場規制に関する金融機関と証券取引所の選好 5-4 MiFIDの株式市場規制を巡る「関係」とその「結果」 おわりに |
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第6章 EUにおける金融担保規制と金融機関の構造的パワー |
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はじめに 6-補1 レポ取引の概要 6-1 第1期の制度改革における金融担保規制の不在 6-2 EUにおけるレポ市場の形成と拡大 6-3 金融担保規制に関する金融機関の選好 6-4 FCDを巡る「共生関係」とその「結果」 6-補2 EUにおけるレポ取引とバーゼル規制 おわりに |
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第7章 クロスボーダー銀行M&Aに関する規制と大手銀行の構造的パワー |
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はじめに 7-1 第1期の金融制度改革と銀行合併規制 7-2 EUにおける銀行再編 7-3 1999-2006年の銀行合併を巡る3つの事例 7-4 大手銀行による政策課題の設定と大口株式保有指令の制定 おわりに |
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第8章 EUの国家補助規制政策のドイツ州立銀行への適用と金融機関の構造的パワー |
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はじめに 8-1 ドイツにおける金融構造と公的銀行 8-2 ドイツにおける民間銀行と公的銀行の変貌 8-3 WestLBへの優遇措置を巡る対立 8-4 ドイツの州立銀行に対する政府保証を巡る対立 8-補 他のEU加盟国における類似の制度の廃止 おわりに |
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終章 |
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9-1 本書の結論と学術的な意義 9-2 本書の学術的な貢献と残された課題 |