タイトルコード |
1000101097469 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
過去の克服 |
書名ヨミ |
カコ ノ コクフク |
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ヒトラー後のドイツ |
版表示 |
新版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石田 勇治/著
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著者名ヨミ |
イシダ ユウジ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
白水社
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出版年月 |
2023.9 |
本体価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-560-09385-6 |
ISBN |
4-560-09385-6 |
数量 |
344,5p |
大きさ |
19cm |
分類記号 |
234.075
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件名 |
ドイツ-歴史-東西分裂時代(1945〜1990)
ナチズム
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注記 |
文献:巻末p1〜5 |
内容紹介 |
戦後のドイツは、ナチズムという「負の遺産」とどのように向き合い続けてきたのか。敗戦直後から現在までを時系列に沿って描き、全体的な展開の過程を内政・対外関係、東西ドイツ関係を視野に収めて論じる。 |
著者紹介 |
東京大学名誉教授、ドイツ近代史専攻。著書に「20世紀ドイツ史」「ヒトラーとナチ・ドイツ」など。 |
目次タイトル |
プロローグ 「過去の克服」とはなにか |
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第一章 克服されるべき「過去」 |
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人種主義の成立とその政治的社会的機能 ナチの暴力支配と反ユダヤ人政策の急進化 ナチの人種主義と親衛隊 第二次世界大戦とホロコースト、強制労働 |
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第二章 連合軍占領下のドイツ |
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敗戦直後のドイツと連合国 戦争犯罪人の処罰 非ナチ化政策の変転 恭順、反抗、そして罪責 ナチ不法被害者の救援、返済、補償 反ユダヤ主義は消滅したか、ナチズム認識は変わったか 冷戦の深化と二つのドイツの成立 |
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第三章 「過去」との和解、西側との和解、そして国民相互の和解 |
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戦後議会演説の始まり 旧体制の担い手を復権させる 規範をつくる 東ドイツの場合 最初の転換点 |
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第四章 よみがえるナチ時代の影 |
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アイヒマン裁判 西ドイツを悪魔化する! 時効論争 |
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第五章 ヒトラーの敗退、ブラントの登場 |
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初めての不況と議会外反対運動の台頭 キージンガーの「ナチ問題」 第三次時効論争 ブラントの登場 歴史学と歴史教育の変容 テレビ映画『ホロコースト』放映の衝撃 第四次時効論争 |
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第六章 過ぎ去ろうとしない「過去」 |
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二つのドイツとユダヤ人・イスラエル コール政権の歴史政策と緑の党 ビットブルク事件 ヴァイツゼッカー演説と歴史家論争 |
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第七章 「過去の克服」のゆくえ |
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強制労働の補償問題 ホロコーストをどう伝えるか 問われだした歴史学の「過去」 |
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エピローグ 現代ヨーロッパの「過去の克服」 |