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書誌情報サマリ

書名

熊野・新宮の「大逆事件」前後 

著者名 辻本 雄一/著
著者名ヨミ ツジモト ユウイチ
出版者 論創社
出版年月 2024.1


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架21068/17/242103031375一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000101127648
書誌種別 図書
書名 熊野・新宮の「大逆事件」前後 
書名ヨミ クマノ シングウ ノ タイギャク ジケン ゼンゴ
大石誠之助の言論とその周辺
版表示 増補版
言語区分 日本語
著者名 辻本 雄一/著
著者名ヨミ ツジモト ユウイチ
出版地 東京
出版者 論創社
出版年月 2024.1
本体価格 ¥5000
ISBN 978-4-8460-2331-7
ISBN 4-8460-2331-7
数量 22,687p
大きさ 20cm
分類記号 210.68
件名 大逆事件(1910)   新宮市-歴史
個人件名 大石 誠之助
注記 大石誠之助とその周辺・関連年譜:p656〜679
内容紹介 生まれも育ちも熊野・新宮である著者が、地域に密着して、地域文化の言葉で「大逆事件」を語った書。大逆事件の「前夜」ともいうべき時期の、談論風発した町の様子と「事件後」の動向をとりあげて考察する。
著者紹介 和歌山県新宮市生まれ。早稲田大学国文科卒。高校教師、養護学校校長などを経て、佐藤春夫記念館館長。「「大逆事件」の犠牲者を顕彰する会」顧問。
目次タイトル 第Ⅰ部
第一章 「大逆事件」と紀州新宮
1 「大逆事件前夜」 2 或る地元知識人の日記から 3 種々の「後遺症」
第二章 禄亭と寒村
第三章 大石誠之助の言論にみる「半島的視座」と現代
第Ⅱ部
第四章 「毒取る」大石誠之助と被差別部落のひとびと
1 ドクトル大石、その人柄 2 無請求主義と医療制度批判 3 貧者へのまなざし 4 中上健次のドクトル評
第五章 禄亭大石誠之助の視た日露戦中・戦後の熊野新宮の諸相
前説 1 誠之助年譜の欠落事項 2 日露戦中・戦後の熊野における「公共事業」 3 廃娼論議 終説
第六章 一九〇八、〇九年における、大石誠之助と沖野岩三郎との接点
はしがき 1 沖野の着任と、禄亭・顕明との紐帯 2 <国体論>をめぐって 3 幸徳秋水の来訪とその後 4 <新思想>と若者たち 5 一九〇九年の軌跡 おわりに
第Ⅲ部
第七章 高木顕明の紀州新宮時代
はじめに 1 明治末の新宮概観 2 虚心会のころ・間宮小五郎の影響 3 来訪者の系譜・主に大内青巒批判 4 新宮中学の同盟休校 おわりに
第八章 「大逆事件」と成石兄弟
1 「大逆事件」への展開と「紀州グループ」 2 成石平四郎のこと 3 成石勘三郎の獄中記から 4 遺家族たちの動向
第Ⅳ部
第九章 堺利彦(枯川)、ふたたびの「熊野行」
はじめに 1 「売文社」と奥栄一のこと 2 「自転車」で風を切って 3 堺利彦の「新宮行」 4 堺の遺家族慰安の旅 5 堺利彦の小品「まぼろし」
第十章 西村伊作・「冬の時代」その「思想的」断片
1 自筆履歴書について 2 社会主義系雑誌にみる若き日の貌 3 雑誌『科學と文藝』創刊への関与ほか 4 「初めての小説」
第十一章 熊野における「大逆事件」余聞
1 漱石の縁者が「大逆事件」関係者へ嫁ぐ 2 誠之助の姉睦世はしっかり者のキリスト者 3 玉置家の人々と中上健次の文学 4 「大逆事件」から「路地解体」への道すじ 5 誠之助の妻や一統の人々は「事件後」を毅然として生きた
第Ⅴ部
第十二章 大石誠之助における「信仰」の問題
はじめに 1 誠之助とキリスト教・兄余平の影響 2 「大逆事件」・獄中の誠之助・刑死とその後
第十三章 大石誠之助の獄中落書きに寄せて
第十四章 在米・岩佐作太郎の京都帝大学生宛の「公開状」
第十五章 熊野川を遡る「新思想」
第十六章 牧師作家沖野岩三郎の『宿命』を読み解く
はじめに 1 「懸賞小説に当選して応募について」の感想から 2 新聞連載時改稿と作品「宿命」の問題 3 新宮時代の初期作品から 4 与謝野晶子来訪の問題 5 「細部」の「事実」から読む「宿命」 6 「沖野神話」のひとり歩き おわりに
第十七章 与謝野寛の詩「誠之助の死」成立にみる、晶子の「大逆事件」
1 一九一五(大正四)年三月、晶子「熊野行」の意味 2 「誠之助の死」成立の背景 3 与謝野夫妻と沖野岩三郎の文学的出発
第十八章 「大逆事件」の受刑者たち
はじめに 1 「犠牲者」六名の人と為り 2 六名のその後 3 成石勘三郎の「獄中手記」と崎久保誓一の「名誉回復」への願い 4 再審請求と棄却の問題 おわりに
第十九章 「大逆事件」と熊野の人びとの「現代」
はじめに 1 「大逆事件」とは 2 「大逆事件前夜」の熊野新宮 3 犠牲者の名誉回復から大石名誉市民の実現まで
第二十章 大石誠之助の名誉市民実現をめぐって
1 「咽喉に刺さったトゲ」 2 反骨の榾火 3 大石誠之助、名誉市民実現に際して 4 <年表>大石誠之助・新宮市名誉市民実現までの道のり
第二十一章 熊野反骨の系譜
1 十津川からの「眼差し」 2 畑下(山口)熊野の自由民権運動時代 3 自由民権運動と熊野地方 4 印東玄得のこと 5 印東熊児が古河力作に贈った「豆本聖書」 6 異境の地での「大逆事件」研究 7 「発禁・熊野誌」六号への濱畑榮造氏の書き込み 8 「煉瓦の雨」の下敷きになった大石余平の最期 9 死刑判決を報じる、幻の「熊野日報」の号外 10 「大逆事件」を機に追放された教師たち 11 西浦宇吉の歩み 12 沖野岩三郎の「紀南半島夜話」 13 崎久保誓一、名誉回復への願い 14 坂本清馬、「大逆事件」再審請求の執念と棄却 15 戦争の最中、玉置酉久の讃美歌に誘われて 16 佐藤春夫の父豊太郎の「懸泉堂割譲」への反発 17 佐藤春夫、「老父の賜物」、中国趣味と「強権」への抗いと 18 在野の東欧文学研究・エスペランチスト栗栖継・『真実へのひとり旅』 19 伊達李俊の悲劇 20 管野須賀子の「針文字」展示 21 没後20年の中上健次 22 抵抗の画家・石垣栄太郎は熊野人 23 反戦平和の信念を貫いた女性・北林トモ 24 「人権を取り戻す」 25 堺利彦の故郷、みやこ町・豊津を訪れて
第二十二章 書評など
1 新たな「大逆事件問題」を提起 2 I am only a free thinker 3 峰尾節堂のこと



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2024
210.68 210.68
大石 誠之助 大逆事件(1910) 新宮市-歴史
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