タイトルコード |
1000101136297 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
巡礼の科学 |
書名ヨミ |
ジュンレイ ノ カガク |
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聖なる旅が綾なす経験価値 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
南地 伸昭/著
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著者名ヨミ |
ナンチ ノブアキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
弘文堂
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-335-16108-7 |
ISBN |
4-335-16108-7 |
数量 |
8,241p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
186.91
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件名 |
巡礼(仏教)
観光事業-日本
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注記 |
文献:p221〜232 |
内容紹介 |
四国八十八ケ所および西国三十三所巡礼。ツーリズム産業によって商品化された巡礼ツーリズムの中で、巡礼者は何に価値を見出しているのか? 巡礼という“経験が生み出す多彩な価値”の可視化を試みる。 |
著者紹介 |
兵庫県西宮市生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程および北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士後期課程修了。甲南大学経営学部特任教授。著書に「地域金融論」など。 |
目次タイトル |
序章 巡礼の旅の経験が生み出す多彩な価値の源泉を求めて |
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1 研究の視座 2 本書の構成と概要 |
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第Ⅰ部 巡礼とツーリズムの親和性から巡礼ツーリズムの誕生へ |
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第1章 巡礼の聖と俗 |
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1 人はなぜ巡礼に赴くのか 2 聖なるものとの出会いを求めて 3 巡礼の旅の楽しみを求めて |
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第2章 ツーリズムの俗と聖 |
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1 人はなぜ旅に出かけるのか 2 余暇・娯楽を求めて 3 真正性を求めて |
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第3章 巡礼とツーリズムの融合 |
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1 巡礼とツーリズムの親和性 2 宗教の私事化と宗教資源の脱埋込化 3 社会の個人化と個人のスピリチュアル化 4 ツーリズム産業による巡礼ツーリズムの商品化 |
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第Ⅱ部 巡礼ツーリズムの多彩な魅力を経験価値の観点から捉え直す |
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第4章 日本の代表的な巡礼ツーリズムが有する多彩な魅力 |
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1 多様化・複合化する巡礼の目的 2 巡礼ツーリズムの魅力 3 主な巡礼ツーリズムに共通してみられる特徴 4 誰もが気軽に経験できる現代の巡礼 |
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第5章 巡礼ツーリズムの経験価値 |
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1 経験消費される現代の巡礼 2 経験価値とは何か 3 巡礼ツーリズムをプロデュースするツーリズム産業 4 経験価値モデルの観点からの巡礼ツーリズムの捉え直し 5 経験価値モデルに基づく巡礼ツーリズムの価値次元 |
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第6章 巡礼ツーリズムの経験価値の可視化に向けて |
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1 内面的かつ私的な経験価値の定量的捕捉のための手順 2 経験価値の構成概念および測定項目の設定と質問紙調査の実施 3 経験価値の測定尺度モデルの構築 |
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第Ⅲ部 日本の代表的巡礼ツーリズムの経験価値を定量的に捕捉する |
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第7章 西国三十三所巡礼ツーリズムの経験価値の構成概念 |
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1 西国三十三所巡礼ツーリズムの経験価値の源泉を求めて 2 西国三十三所巡礼ツーリズムの経験価値の価値次元の仮説的提示 3 西国三十三所巡礼ツーリズムの経験価値の構成概念の全体像 |
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第8章 西国三十三所巡礼ツーリズムの経験価値のモデル実証 |
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1 構成概念検討のための質問紙の作成と調査 2 巡礼ツーリズムの経験価値モデルの構築 3 モデル実証の結果 |
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第9章 四国八十八ケ所巡礼ツーリズムの経験価値の構成概念 |
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1 四国八十八ケ所巡礼ツーリズムの経験価値の源泉を求めて 2 四国八十八ケ所巡礼ツーリズムの経験価値の価値次元の仮説的提示 3 四国八十八ケ所巡礼ツーリズムの経験価値の構成概念の全体像 |
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第10章 四国八十八ケ所巡礼ツーリズムの経験価値のモデル実証 |
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1 構成概念検討のための質問紙の作成と調査 2 巡礼ツーリズムの経験価値モデルの構築 3 モデル実証の結果 |
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第Ⅳ部 総括と展望 |
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第11章 日本の代表的巡礼ツーリズムの経験価値の実相 |
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1 考察を通じて得られた発見事実 2 理論的合意 3 実践的合意 4 さらなる巡礼ツーリズム研究に向けて |