タイトルコード |
1000100570828 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ミシェル・フーコー、経験としての哲学 |
書名ヨミ |
ミシェル フーコー ケイケン ト シテ ノ テツガク |
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方法と主体の問いをめぐって |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
阿部 崇/著
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著者名ヨミ |
アベ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
法政大学出版局
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出版年月 |
2017.11 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-588-15085-2 |
ISBN |
4-588-15085-2 |
数量 |
10,317,15p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
135.57
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個人件名 |
Foucault Michel |
注記 |
文献:巻末p6〜15 |
内容紹介 |
1950年代から80年代までのフーコーの哲学的行程をクロノロジーの原則を尊重しつつ辿り、考古学という哲学的方法がどのように練り上げられていったのかなどを、主体の問題を通じて明らかにする。 |
著者紹介 |
1974年愛媛県生まれ。パリ第10大学哲学学部博士課程(人文科学・哲学専攻)修了。哲学博士。青山学院大学文学部フランス文学科教授。専門領域はフランス現代思想、フランス文学。 |
目次タイトル |
序論 |
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第一部 知の考古学に向けて-一九五四-一九六六年 |
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第一章 出発点-心理学の時代 |
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1 心理学への批判 2 ビンスワンガーの理論 3 弁証法的運動と主体の動態的イメージ |
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第二章 一九六一年-『狂気と非理性』と人間学批判 |
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1 狂気についての歴史 2 構造主義、ニーチェ 3 構造主義と現象学的主体の拒否 4 「人間学」とは何か |
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第三章 考古学という方法とその問題 |
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1 考古学の源泉 2 アプリオリの「批判」としての考古学 3 人間学的構造と認識する主体 4 文学の言語と臨床医学の言語 5 考古学における言語の位置づけ |
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第二部 転換点と断絶-一九六六-一九六九年 |
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第一章 『言葉と物』-考古学の限界点 |
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1 エピステーメーと不連続性 2 「人間学的眠り」と人間の形象 3 考古学の方法 4 新たな方法論に向けて |
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第二章 新たな方法に向かって |
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1 対象の問題 2 一九六七年 3 新たな考古学の誕生 |
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第三章 『知の考古学』とその方法 |
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1 方法の創始 2 方法論的断絶 3 新たな方法 |
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第三部 系譜学の時代-一九七〇年以後 |
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第一章 系譜学の導入 |
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1 新たな探求の出発 2 理論的変化 3 「系譜学」のプロジェクト 4 新たなレヴェルの導入 |
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第二章 研究の様態としての系譜学 |
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1 考古学と系譜学 2 系譜学とアクチュアリティー 3 系譜学と歴史 |
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第三章 主体と主体性 |
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1 系譜学的探求における主体の批判 2 主体化=隷属化の作用 3 「統治」の分析 4 統治のもうひとつの側面 5 主体化と統治性 |
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結論 |