タイトルコード |
1000100326560 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
再生可能エネルギーと地域再生 |
書名ヨミ |
サイセイ カノウ エネルギー ト チイキ サイセイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
諸富 徹/編著
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著者名ヨミ |
モロトミ トオル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2015.10 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-535-55821-2 |
ISBN |
4-535-55821-2 |
数量 |
9,236p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
501.6
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件名 |
再生可能エネルギー
地域開発
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内容紹介 |
再生可能エネルギーや低炭素化の取り組みを通じて地域再生や持続可能な地域発展を実現するには何が必要かを、具体的事例を踏まえて論じる。さらに、そのために有効な政策手段についても考察する。 |
著者紹介 |
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科教授。京都大学博士(経済学)。「環境税の理論と実際」でNIRA大来政策研究賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞受賞。 |
目次タイトル |
序章 再生可能エネルギーで地域再生を可能にする |
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1 再生可能エネルギーによる地域再生という可能性 2 環境・エネルギー問題と高齢化問題を同時解決するまちづくり:北海道下川町 3 民間企業を主導とする「木質バイオマス経済圏」の形成:岡山県真庭市 4 木材ベンチャー企業の叢生:岡山県西粟倉村 5 「エネルギー自治」がもたらす持続可能な発展 6 本書の構成 |
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第1部 地域における持続可能な発展の実現と再生可能エネルギー |
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第1章 エネルギー転換と地域経済 |
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1 はじめに:エネルギー転換の多様性 2 再生可能エネルギーと地域経済をめぐる諸論点 3 アメリカ・カリフォルニアにおけるエネルギー転換と地域経済 4 ドイツ・フライブルクにおけるエネルギー転換と地域経済 5 日本におけるエネルギー転換と地域経済:福島を例にして 6 おわりに:国際比較から見る日本の課題 |
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第2章 地域の電気事業と地域の持続性 |
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1 はじめに 2 桂川流域の地域電気事業 3 オーストリアの電力自由化と地域の電気事業 4 地域のエネルギーと地域社会 5 おわりに |
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第3章 再生可能エネルギーは観光地の再生を実現しうるか? |
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1 はじめに 2 再エネと観光振興をめぐる先行研究のレビュー 3 静岡県東伊豆地域の現状と課題 4 東伊豆地域の再生に資する再エネ 5 おわりに |
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第4章 低炭素型公共交通システムの構築と地域再生 |
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1 はじめに 2 「地域力による脱温暖化と未来の街-桐生の構築」について 3 地域産業連関分析に対する関心の高まり:意義と限界 4 桐生市の産業構造の特徴および経済波及効果の検討 5 おわりに |
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第5章 再生可能エネルギーが日本の地域にもたらす経済効果 |
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1 はじめに 2 産業連関分析とバリュー・チェーン分析を用いた地域付加価値分析 3 日本における再エネの地域付加価値試算モデル 4 日本における再エネの地域経済効果 5 まとめ |
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第2部 地域主導型再生可能エネルギーのための政策手段とガバナンス |
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第6章 再生可能エネルギーの地域ガバナンス |
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1 はじめに 2 再生可能エネルギーのガバナンス的要素 3 再生可能エネルギーの社会的価値論 4 再生可能エネルギーの地域ガバナンス基盤としての公民館 5 おわりに |
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第7章 地域分散型再生可能エネルギー促進のための自治体の役割 |
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1 はじめに 2 ドイツにおける電力構造改革と再生可能エネルギー 3 自治体公社による配電網の再公有化と地域経済効果 4 おわりに |
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第8章 地域エネルギー政策としての地方炭素税 |
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1 はじめに 2 炭素税導入の背景と経緯 3 CAP税とは何か 4 CAP税の効果 5 むすびにかえて:CAP税の限界とエネルギーローカル化の可能性 |
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終章 要約と結論、そして今後の研究へ向けての展望 |
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1 「地域エネルギー戦略」をもって地域を豊かに 2 何をすべきか:国際比較の視点から 3 関連産業領域への波及効果 4 定量的な政策分析ツールの有効性と必要性 5 地域主導型再生可能エネルギーのためのガバナンス 6 地域エネルギー経営は誰が担うべきか 7 残された課題と今後の研究へ向けての展望 |