タイトルコード |
1000100493012 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
大都市圏郊外の新しい政治・行政地理学 |
書名ヨミ |
ダイトシケン コウガイ ノ アタラシイ セイジ ギョウセイ チリガク |
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米軍基地・環境・ジェンダー |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
新井 智一/著
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著者名ヨミ |
アライ トモカズ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2017.3 |
本体価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-535-58709-0 |
ISBN |
4-535-58709-0 |
数量 |
14,223p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
318.7
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件名 |
都市行政
郊外
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注記 |
文献:p208〜219 |
内容紹介 |
大都市圏郊外が直面してきた行政課題に対し、地方自治体議会がどのような議論を行ってきたのかを解明。社会学など隣接分野で扱われ、政治地理学と接点を持つ重要な概念を用いて、郊外の行政課題を巡る議論や政治を説明する。 |
目次タイトル |
●序章-戦後日本の政治地理学・行政地理学 |
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1.戦後日本の政治地理学 2.停滞の続いた日本の行政地理学 3.本書の目的および政治地理学と接点を持つ重要な概念 4.本書の方法と構成 |
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第1部 グローバル化をめぐる大都市圏郊外の議会と行政 |
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●第1章-グローバル化がもたらした郊外の都市合併 |
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1.「平成の大合併」をめぐる政治地理学的研究の意義 2.田無市と保谷市の都市化と革新市政 3.田無市と保谷市の合併をめぐる政治過程 4.田無市と保谷市の合併促進要因 5.まとめ-グローバル化が後押しした行政主導の合併 |
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●第2章-東京大都市圏郊外周辺部における最後の「開発型合併」 |
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1.秋川市・五日市町の合併と秋留台開発 2.あきる野市発足後の課題 3.まとめ-尾を引く最後の「開発型合併」 |
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第2部 米軍基地をめぐる大都市圏郊外の議会と行政 |
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●第3章-郊外の在日米軍基地所在都市における文化と政治 |
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1.「軍事のグローバル化」と郊外の在日米軍基地所在都市 2.在日米軍基地に関する従来の研究 3.在日米軍基地所在都市の文化・政治をめぐる研究視角 4.横田基地にまつわる地域経済の形成 5.基地編小に伴う地域経済の停滞 6.「基地の街」の新たな表象の形成 7.福生市政と横田基地 8.まとめ-横田基地をめぐる「場所の政治」 |
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●第4章-騒音と補助金 |
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1.郊外の在日米軍基地所在地域を対象とする意義 2.軍用機騒音問題の発生 3.軍用機騒音の実態と補償 4.まとめ-非領域的な騒音に対する領域的な補償 |
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第3部 大都市圏郊外の政治・行政をめぐる新しい論点-環境・ジェンダー |
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●第5章-郊外の新ごみ処理場建設場所をめぐる「環境正義」 |
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1.郊外の新ごみ処理場建設場所をめぐる問題を検討する意義 2.「受益圏・受苦圏」研究を超えて 3.小金井市における新ごみ処理場建設問題 4.新ごみ処理場建設問題をめぐる議論 5.二枚橋処理場跡地に決定した要因 6.まとめ-小金井市の新処理場建設場所をめぐる「環境正義」 |
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●第6章-地下水をめぐる「ポリティカル・エコロジー」 |
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1.「水の商品化」と郊外 2.白州町における水関連企業の集積 3.地下水をめぐる議論と行政の対応 4.水関連企業集積の影響 5.地下水利用の政治的・経済的背景 6.まとめ-町外企業が左右する白州町の地下水のゆくえ |
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●第7章-40年にわたる郊外の女性運動からみえる市政と「ジェンダー」 |
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1.女性のエンパワーメントと郊外 2.どんぐり会の運動の展開 3.どんぐり会の運動の特色 4.どんぐり会の解散とその要因 5.まとめ-郊外の「主婦たちの運動」の成果と限界 |