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書誌情報サマリ

書名

歴史物語が物語であること 

著者名 辻 和良/著
著者名ヨミ ツジ カズヨシ
出版者 武蔵野書院
出版年月 2024.8


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資料情報

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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91339/39/2103046449一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000101182503
書誌種別 図書
書名 歴史物語が物語であること 
書名ヨミ レキシ モノガタリ ガ モノガタリ デ アル コト
言語区分 日本語
著者名 辻 和良/著
著者名ヨミ ツジ カズヨシ
出版地 東京
出版者 武蔵野書院
出版年月 2024.8
本体価格 ¥9000
ISBN 978-4-8386-0796-9
ISBN 4-8386-0796-9
数量 250,5p
大きさ 22cm
分類記号 913.393
件名 大鏡   栄華物語
内容紹介 <歴史物語>作品の表現に<客観性>を求めることは極めて困難であり、その記述内容が正当であるという保証はない。「大鏡」と「栄花物語」を取り上げ、歴史物語が<物語>であることを改めて問う。
著者紹介 滋賀県東近江市出身。名古屋大学大学院文学研究科博士(後期)課程満期退学。博士(文学)。専攻は物語文学(平安朝)。名古屋女子大学文学部教授を務めた。著書に「源氏物語の王権」など。
目次タイトル 序章 「歴史」ではなく、「物語」であること
一 「歴史」と「物語」 二 「物語」への言及 三 物語と事実
第一編 『大鏡』論
第一章 歴史を<カタル>-物語史の中の『大鏡』-
一 世継のひとり語り 二 語りの<場>-記者の眼 三 語りの<場>-今 四 <語り>と歴史
第二章 花山院の姿-『大鏡』の<カタル>方法-
一 「内劣りの外めでた」 二 花山院の<文化>的側面 三 花山院の政治的側面
第三章 <道長隠し>、粟田殿道兼-『大鏡』の<カタル>方法-
一 道兼の姿と【シ】子への情 二 道兼と道綱、道隆、道長 三 道兼一族 四 <道長隠し>の方法
第四章 『大鏡』「兼通伝」を考える-「流布本系増補記事」の存在を契機として-
一 『大鏡』、古本系と流布本系 二 宇多紀の「流布本(八巻本)系増補記事」と雑々物語記事 三 朱雀紀の「流布本(八巻本)系増補記事」と雑々物語記事 四 「兼通伝」世継語りの様相 五 侍語り(流布本系増補記事)の主題性
第五章 『大鏡』における兼家像-流布本からの視線-
一 兼家への批判-問題の所在 二 流布本増補記事からの解釈-兼家像と「怪異」 三 相関する評価-兼通と兼家 四 兼通/兼家-摂関の画期
第六章 侍語り「小一条院東宮退位事件」をめぐって-いわゆる『大鏡』の「批判性」、の主題論的理解-
一 「批判性」論について 二 東宮退位事件までの経緯-「小一条院東宮退位事件」の語り口 三 小一条院と道長との対談-「小一条院東宮退位事件」の語り口 四 「権力者」道長と小一条院 五 「侍語り」の位相
第七章 『大鏡』は何を語っているか-時平と道真-
一 時平と道真-創られる構図 二 「道真怨霊」の祟りとは-「身代わり」時平 三 『大鏡』の語る「時平/忠平」という対立構図 四 『大鏡』の語る「忠平贔屓」の背景 五 『大鏡』の語っていること
第二編 『栄花物語』論
第一章 『栄花物語』の理論-「情趣性」にもとづく物語-
一 主題論的考察-「情趣性」を手掛かりに 二 為平親王と安和事件との関係把握 三 兼通の造型 四 兼家の「別の顔」
第二章 『栄花物語』、固有の<歴史>語り-小一条院東宮退位をめぐる延子・顕光の恨み-
一 小一条院敦明像-『栄花物語』と『大鏡』 二 「恨み」の胚胎-小一条院東宮退位事件 三 「恨み」の増幅 四 遠景としての『大鏡』-物語表現史
第三章 『栄花物語』の「彰子」像-<ミウチ>に囲繞される彰子-
一 称賛される「彰子」像 二 敦康親王、立坊問題についての『栄花物語』の叙述-彰子の「美徳」 三 伊周側への彰子の対応 四 彰子の役割と「ミウチ」 五 新たな彰子像に向けて
第四章 道長の眼
一 権力者道隆 二 高二位及び伊周兄弟 三 道兼像から見えること 四 道兼女及び伊周女の女房出仕-道長の姿
第五章 「宮の君」形象の空白と転位-『源氏物語』と『栄花物語』-
一 はじめに 二 語られず、見えなくされる「宮の君」像 三 薫の<歪み>と「宮の君」像 四 式部卿宮の姫の「出仕」-『栄花物語』の姫たち
終章 付、初出一覧



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