タイトルコード |
1000101146554 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
メディアと宗教 |
書名ヨミ |
メディア ト シュウキョウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石井 研士/著
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著者名ヨミ |
イシイ ケンジ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
弘文堂
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出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-335-16107-0 |
ISBN |
4-335-16107-0 |
数量 |
398p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
162.1
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件名 |
宗教-日本
マス・メディア
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内容紹介 |
ラジオ、テレビ、インターネット、AI…。情報化は宗教活動をどう変えたのか。1980年代から現代まで、各時代を象徴する15本の論考を時系列に並べ、情報化社会の中で模索を続ける宗教団体の姿を浮かび上がらせる。 |
著者紹介 |
東京大学人文科学研究科宗教学宗教史学博士課程修了。國學院大學神道文化学部教授、博士(宗教学)。著書に「日本人の一年と一生」など。 |
目次タイトル |
宗教団体とマスメディア |
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はじめに 宗教団体はマスメディアを使いこなしたか 宗教放送の現状 LCV(レイク・シティ・ケーブル・テレヴィジョン)の試み なぜテレビはだめで、CATVはよいのか 変貌するメディアと宗教団体の態度 変貌するメディア利用 おわりに |
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新宗教とメディア布教 |
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変わる布教・教化メディア ラジオとテレビ マンガ ビデオ その他 |
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ニューメディアと寺檀関係 |
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コンピューターは寺院と檀家の架け橋になりうるか 寺向けソフトの開発 寺務は事務か OA化を進める教団 コンピューター戒名!? 寺院はどこへ向かっているのか |
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テレヴァンジェリストと浸透するニューメディア |
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情報化社会の落し子 テレヴァンジェリストの技術力 メディアはどのような神学を生み出したか 拡大するメディア利用 進む情報化の中で |
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オウム真理教事件とメディア報道 |
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消費されるオウム報道 メディアを流れる宗教情報の増大 マスメディアと宗教番組 ふたつの「情報化と宗教」 教団の情報化 宗教の情報化 おわりに |
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情報化と年中行事 |
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変わる年中行事 正月はメディアの中からやってくる 「ゆく年くる年」という虚構 情報の中のクリスマスとバレンタインデー 定着しなかった年中行事 彷徨する虚構 |
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高度情報化社会の中で再生される伝統文化 |
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はじめに 都市化と情報化 メディアの中の伝統宗教 潜在する宗教の覚醒 |
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メディアの中の明治神宮 |
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はじめに 情報化と伝統宗教 メディアの中の伝統宗教 内容・形式の偏りに関する分析 日本人はどのような祭りを見ているか テレビに映る明治神宮 おわりに |
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ラジオで放送される宗教番組 |
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はじめに ラジオ放送の誕生 「宗教講座」と番組の発展 宗教番組の特殊性 「聖典講義」の大反響 「時代文化の華」としてのラジオ放送 番組編成の変遷 NHKにおける戦後のラジオ放送の再開 戦後の放送統制と番組基準 日本放送協会の宗教放送 昭和26年の民間放送の開始と宗教放送ブーム 「視聴覚布教の実態調査」 宗教放送ブーム 視聴率 放送内容と放送の限界 戦後におけるラジオでの宗教放送の変化 調査の概要 番組の変遷 放送時間の変化 系統別の団体数・番組数の変化と放送時間帯 放送時間帯と自主制作番組の消滅 宗教団体のラジオ利用の経緯 宗教教団のメディア利用の概況 おわりに |
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白装東集団(千乃正法会)に対する集中報道問題 |
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はじめに 事件の経緯と報道 放送局の対応 テレビと新聞の扱いの相違 なぜ集中報道が生じたのか おわりに |
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電子メディアの可能性と宗教のゆくえ |
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テクノロジーと文化変容 メディアと宗教の三つの関係 電波メディアと電子メディア 電子メディアは新しい神学を生み出すか |
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宗教関係のテレビ放送に関する規制 |
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はじめに 憲法と放送法 日本放送協会の宗教に関わる番組基準 民間放送連盟における宗教の扱い 民放連の宗教に関する条項の成立過程 おわりに |
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宗教に関するテレビ放送のステレオタイピング |
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はじめに 分析の対象と方法 データの操作手順 調査の結果と分析 事故・事件等 海外での事故・事件 国内の話題・特集 海外の話題 宗教のステレオタイピング おわりに |
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情報化と宗教団体の邂逅 |
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はじめに 情報化の進展 宗教団体と情報化 「マルチメディア」の時代 インターネットの普及とホームページの開設 神社のネットの内容 ホームページのその後 おわりに |
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儀礼文化に見られるDX(Digital Transformation)の浸透の可能性について |
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はじめに 情報化の経緯と未来 コロナ禍でのデジタル利用の進展 願正寺の事例から 取り上げられた団体 東郷記念館の結婚式 築地本願寺の活動 おわりに |