タイトルコード |
1000100510555 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
軍備の政治学 |
書名ヨミ |
グンビ ノ セイジガク |
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制約のダイナミクスと米国の政策選択 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齊藤 孝祐/著
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著者名ヨミ |
サイトウ コウスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
白桃書房
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出版年月 |
2017.5 |
本体価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-561-96135-2 |
ISBN |
4-561-96135-2 |
数量 |
10,330p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
392.53
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件名 |
アメリカ合衆国-国防
国防政策
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注記 |
文献:p308〜327 |
内容紹介 |
ソ連の脅威が後退し、財政制約にさらされる中、米国は冷戦終焉をまたいでなぜ、いかにして先端技術への投資を進めたのか。それは、軍備をめぐる冷戦後の政策にどう反映されたのか。技術発展と政治的意思の共変を明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 軍備をめぐるイノベーション |
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第1節・問題の所在 第2節・軍備をめぐる政策選択の分析 第3節・本書の構成 |
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第1章 本書の分析視角 |
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第1節・軍備の質的拡大,量的拡大,その選択 第2節・先行研究における三つの主要なアプローチ 第3節・分析枠組みの提示 |
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第2章 レーガン軍拡期における通常兵器技術の開発 |
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第1節・レーガン軍拡の概観 第2節・通常兵器をめぐる技術開発のコンセプト-「競争」と「バランス」- 第3節・競争戦略の見直し 第4節・小括 |
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第3章 脅威の変容と軍備の論理 |
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第1節・脅威認識と軍事支出の価値 第2節・財政をめぐる懸念-軍事的要請とのジレンマ- 第3節・技術的可能性の高まりと政治的付加価値,そのリスク 第4節・国防予算の維持-議会による予算付与の根拠- 第5節・小括 |
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第4章 脅威の後退と研究開発投資の重点化 |
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第1節・軍事的脅威の変容と軍備をめぐる議論 第2節・能力の向上,多目的化と効率性の論理-技術による付加価値の高まり- 第3節・産業基盤の縮小への懸念と研究開発 第4節・政策転換をめぐるコンセンサス-調達の削減と研究開発の維持- 第5節・小括 |
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第5章 湾岸戦争と政策転換の加速 |
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第1節・湾岸戦争をめぐるホワイトハウスの言説と帰結の乖離 第2節・新たな軍備政策の加速 第3節・ソ連の動向に対する反応 第4節・議会による予算付与の根拠 第5節・小括 |
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第6章 マクロトレンドの変容と個別の政策論争 |
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第1節・新兵器開発をめぐる論争-JSTARSとV-22を例に- 第2節・新規開発と先行兵器の調達-ATFとLHXを例に- 第3節・「不可欠の能力」への投資はなぜ中止されたのか-A-12開発の「リスク」- 第4節・小括 |
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第7章 イノベーション志向の装備調達政策 |
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第1節・BURの履行と共和党多数議会の成立-1995-1996年度予算をめぐって- 第2節・近代化問題の高まり-1997-1998年度予算をめぐって- 第3節・財政均衡の達成とコソボ介入-1999-2000年度予算をめぐって- 第4節・小括 |
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終章 軍備をめぐる政策選択の論理 |
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第1節・米国における政策転換の経緯とその要因 第2節・政策的示唆と今後の課題 |