タイトルコード |
1000101214512 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中近世移行期の大名権力と地域社会 |
書名ヨミ |
チュウキンセイ イコウキ ノ ダイミョウ ケンリョク ト チイキ シャカイ |
叢書名 |
戎光祥研究叢書
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叢書番号 |
24 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴木 将典/著
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著者名ヨミ |
スズキ マサノリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
戎光祥出版
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出版年月 |
2025.1 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-86403-560-6 |
ISBN |
4-86403-560-6 |
数量 |
359,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
215
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件名 |
中部地方-歴史
日本-歴史-安土桃山時代
戦国大名
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内容紹介 |
徳川氏の支配、徳川氏の関東転封後の豊臣政権下で、領国構造はどのように転換・継承していったのか。戦国織豊期(中近世移行期)の甲信・東海地域を事例に、大名権力と地域社会の構造を論じる。 |
著者紹介 |
東京都生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科歴史学専攻博士後期課程修了。博士(歴史学)。静岡市歴史博物館学芸員。著書に「戦国大名武田氏の領国支配」など。 |
目次タイトル |
序章 研究史と本書の目的 |
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一、徳川氏研究の動向 二、徳川領国の基礎構造をめぐる論点 三、中近世移行期の信濃における村落研究 四、本書の問題設定 五、本書の内容 |
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第1部 豊臣大名徳川氏の領国支配と検地 |
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第一章 天正十年代の徳川領国における年貢収取構造 |
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はじめに 一、各勘定書の分析 二、年貢納入をめぐる問題 三、当該期の地域経済と年貢納入体制 おわりに |
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第二章 「五十分一役」の再検討 |
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はじめに 一、「五十分一役」の徴収方法 二、「五十分一役」徴収の基準 三、給人・寺社領安堵と「五十分一役」 おわりに |
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第三章 徳川氏「五ケ国総検地」再考 |
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はじめに 一、「七ケ条定書」と年貢・公事収取体制 二、検地の再評価 おわりに |
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付論一 「筏乗免屋敷畠帳」について |
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第四章 甲斐における徳川氏の天正検地 |
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はじめに 一、「熊蔵縄」の分析 二、「熊蔵縄」と甲斐の知行割 おわりに |
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第2部 徳川氏の従属国衆と支配構造 |
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第一章 三河国衆としての深溝松平氏 |
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はじめに 一、深溝松平領の形成 二、深溝松平氏の家中構造 三、深溝松平領の支配構造 四、徳川家中における三河国衆の位置 おわりに |
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付論二 徳川氏の領国検地と深溝松平領の画定 |
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第二章 依田松平氏の信濃佐久郡支配 |
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はじめに 一、依田松平領の支配構造 二、依田松平領の検地 おわりに |
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第三章 信濃国伊那郡虎岩郷「本帳」と検地帳の分析 |
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はじめに 一、虎岩郷内諸階層の分析 二、「知行」の再検討 おわりに |
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第3部 豊臣大名の検地と地域社会 |
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第一章 豊臣政権下の信濃検地と石高制 |
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はじめに 一、各大名領の支配構造 二、検地方法と貫高・石高制 おわりに |
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第二章 豊臣政権下の真田氏と上野沼田領検地 |
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はじめに 一、検地帳の特徴 二、上田領との比較 三、豊臣政権下の真田氏と沼田領 おわりに |
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第三章 仙石氏の信濃佐久郡支配と貫高制 |
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はじめに 一、仙石氏の検地と村高の推移 二、小諸領における貫高制 おわりに |
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第四章 石川氏の信濃松本領検地に関する二点の史料 |
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第五章 信濃国伊那郡殿岡郷「さし出し帳」と下殿岡村検地帳の分析 |
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はじめに 一、各史料の分析 二、「うせ人」と「入作」 三、殿岡郷内諸階層の分析 おわりに |
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終章 戦国織豊期の大名権力と地域社会の評価 |
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一、統一政権下の大名権力と支配体制 二、中近世移行期社会の連続面と画期 |