タイトルコード |
1000101213466 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中国神話における神々と巫 |
書名ヨミ |
チュウゴク シンワ ニ オケル カミガミ ト カンナギ |
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天と人との媒介として |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高戸 聰/著
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著者名ヨミ |
タカト サトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2024.12 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-7629-6754-2 |
ISBN |
4-7629-6754-2 |
数量 |
5,300,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
164.22
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件名 |
神話-中国
宗教-中国
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内容紹介 |
上帝や天のような至上神の下位に位置し、至上神と地上の人々との間で媒介として機能する神の、仲介者としての役割とその性格の多様性を考察。また、漢代以降、人々と神々との媒介者・仲介者となった「巫」についても検討する。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 天と人との媒介として機能する神々 |
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第一章 天と地との分離を語る神話 |
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はじめに 第一節 蚩尤に関する先行研究 第二節 『史記』に記された蚩尤 第三節 『史記』に先行して存在した蚩尤に関する資料 第四節 重黎の天地分離神話 第五節 共工神話における「天柱」 第六節 蚩尤による天地分離 第七節 天地分離に関わる三柱の神-蚩尤・重黎・共工の三つの神話- まとめ |
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第二章 「長沙子弾庫帛書」に見る天地創造の神話 |
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はじめに 第一節 「八行文」について 第二節 「八行文」に見られる天地分離神話 第三節 「十三行文」について 第四節 「四神」・「百神」・「群神」の性格について まとめ |
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第三章 五行説成立以前の四方神と「四神」との関係について |
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はじめに 第一節 殷代四方風 第二節 『山海経』・『尚書』堯典に見える殷代四方風の伝承 第三節 『毛詩』に見える「方社」 第四節 祭祀を受ける対象 第五節 『山海経』に見える三組の四方風と「子弾庫帛書」の「四神」 まとめ |
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第四章 山川の「神」の性格について |
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はじめに 第一節 上帝の下位に位置し禍福を降す「神」 第二節 祭るべき神々 第三節 祟りを降す山川の神々と「民神」 第四節 君主と「神」の関係について まとめ |
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第五章 「明神」の役割と性格について |
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はじめに 第一節 『毛詩』大雅・蕩之什「雲漢」に見える「明神」 第二節 伝世文献の載書に見える盟誓の神 第三節 出土載書 第四節 国家の興亡に関わる「明神」 第五節 「明神」に期待される役割 まとめ |
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小結 |
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第二部 仲介者としての巫とその特徴 |
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第一章 古代中国における宗教職能者の諸相 |
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はじめに 第一節 「巫」とシャマンについての諸論 第二節 殷代の巫 第三節 巫と祝・宗・卜・史との相違 第四節 史料から見る巫の職能 おわりに |
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第二章 「日書」に見える巫と狂との関係について |
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はじめに 第一節 「日書」に記される「巫」 第二節 伝世文献に見える「狂」と「巫」 第三節 「狂」について まとめ |
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第三章 巫となる際の神秘体験について |
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はじめに 第一節 古の「巫」の姿とは 第二節 「巫」となる過程 第三節 「巫」となる過程での「狂」 おわりに |
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第四章 蛇の夢 |
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はじめに 第一節 嶽麓秦簡『占夢書』について 第二節 蛇の夢と女性 第三節 蛇・口舌・火・女性 第四節 蛇の祥と子ども おわりに |
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終章 |