| タイトルコード |
1000101324294 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
抵抗のカルトグラフィ |
| 書名ヨミ |
テイコウ ノ カルトグラフィ |
|
占領下日本/沖縄文学の身体と空間 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
佐久本 佳奈/著
|
| 著者名ヨミ |
サクモト カナ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
青弓社
|
| 出版年月 |
2026.2 |
| 本体価格 |
¥4000 |
| ISBN |
978-4-7872-9283-4 |
| ISBN |
4-7872-9283-4 |
| 数量 |
270p |
| 大きさ |
19cm |
| 分類記号 |
910.264
|
| 件名 |
日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後)
|
| 内容紹介 |
占領を描いた戦後の日本文学と沖縄文学を丁寧に読み解き、法・人種・階級・ジェンダーという分断線が刻まれる人々の身体性に着目。女性や障碍者たちの声を響き合わせ、新たな「抵抗の地図」を想像する。 |
| 著者紹介 |
沖縄県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。日本大学文理学部国文学科助教。専攻は日本近現代文学、沖縄文学。 |
| 目次タイトル |
序章 日本/沖縄をめぐる認知地図 |
|
1 占領者の認知地図-ヴァーン・スナイダー『八月十五夜の茶屋』 2 被占領者の認知地図の陥穽-大江健三郎『沖縄ノート』 3 第三の地図を作製する 4 本書の構成 |
|
第1章 身体-空間の再利用-梅崎春生「蜆」(一九四七年) |
|
1 「幸福の総量は極限」されたエコノミー 2 与える側の配慮 3 「男」の語りの矛盾 4 「道徳的マゾヒズム」の可能性 5 終わりがない交換に向けて |
|
第2章 性の管理と空間表象-大城立裕「白い季節」(一九五五-五六年)と広池秋子「オンリー達」(一九五三年) |
|
1 「白い季節」-「風景としてみる」べきもの 2 検閲下で描かれた性の管理 3 医師の心象地理 4 「オンリー達」-「貸間」になる女たち 5 「女の値」と連動する貸間空間 6 変形する貸間空間 |
|
第3章 <法>の手前の監禁空間-大江健三郎「人間の羊」(一九五八年) |
|
1 バス空間の揺れ動く秩序 2 「羊撃ち」と軍事主義 3 交番と<法> 4 「教員」の「想像的転倒」と「羊」への羨望 5 占領者という鏡 |
|
第4章 占領の裏座敷-大城立裕「カクテル・パーティー」(一九六七年) |
|
1 分離された空間 2 内部と外部の「裏」 3 刑法的な保護に値しない生 4 ホームの境界を脅かす女性 5 「私」に還流する法の倒錯性 |
|
第5章 家出を夢みる女たち-新垣美登子「黄色い百合」(一九五四-五五年) |
|
1 旧民法下の戦後沖縄文学 2 民法改正運動と新聞小説「黄色い百合」 3 妻/妾/女中に分断された女性たち 4 非規範的な家族 5 返済不能の愛 6 起源の焼却 |
|
第6章 ハンセン病者の占領空間-沖縄愛楽園機関誌「愛楽」の作品群 |
|
1 「異郷」として生きられた沖縄-源静夫「焼土の女」(一九五七年) 2 病者の心象地理-南原旅人「黒い流れ」(一九五九年)・宮良保「浜蟹」(一九五六年) |
|
第7章 「別空間」への想像力-崎山多美「アコウクロウ幻視行」(二〇〇六年) |
|
1 テクストのコード 2 「あのヒト」との境界線 3 「あの」場所の書き換え 4 他者のための空間 |
|
終章 地図を書き換える |