タイトルコード |
1000000696397 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
欧州統合と近代国家の変容 |
書名ヨミ |
オウシュウ トウゴウ ト キンダイ コッカ ノ ヘンヨウ |
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EUの多次元的ネットワーク・ガバナンス |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中村 健吾/著
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著者名ヨミ |
ナカムラ ケンゴ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
昭和堂
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出版年月 |
2005.10 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
4-8122-0531-X |
数量 |
24,406p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.37
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件名1 |
ヨーロッパ共同体
ヨーロッパ統合
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注記 |
文献:p380~403 |
内容紹介 |
グローバリゼーションにともなうEUと近代国家の変容、国家性の脱国民化など、EU(欧州同盟)を「多次元的ネットワーク・ガバナンスのシステム」として捉え、その意思決定過程と政策の執行過程を分析する。 |
内容細目 |
序文 |
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第Ⅰ章 グローバリゼーションにともなうEUと近代国家の変容 |
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第1節 欧州統合とは何か |
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第2節 統合様式の変遷 |
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第3節 トランスナショナルな金融主導型蓄積レジームの形成 |
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第4節 「新しい国家性」としての多次元的ネットワーク・ガバナンスのシステム |
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第Ⅱ章 国家性の脱国民化 |
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第1節 法案の準備局面 |
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第2節 法案の審議・決定局面 |
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第3節 法の運用・執行局面-コミトロジー評議会の役割 |
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第4節 「スプラナショナルな審議の民主主義」か、それとも「トランスナショナルな融合官僚制」か? |
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第Ⅲ章 政治システムの脱国家化 |
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第1節 経済社会委員会 |
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第2節 非公式のロビー活動 |
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第3節 ビジネス関係の利益団体 |
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第4節 欧州産業経営者円卓会議(ERT) |
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第5節 労働組合 |
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第6節 公益NGO |
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第7節 結論 |
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第Ⅳ章 環境政策における多次元的ネットワーク・ガバナンス |
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第1節 EUの環境政策の歩み |
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第2節 EUの環境政策に見る多次元的ネットワーク・ガバナンス |
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第3節 新しいアプローチと新しい道具 |
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第4節 岐路に立つEU環境政策 |
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第Ⅴ章 EU社会政策の展開 |
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第1節 マーストリヒト条約までの社会政策の展開 |
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第2節 アムステルダム条約以降の政策展開 |
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第3節 EU社会立法の成果 |
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第4節 欧州社会基金(ESF) |
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第5節 欧州雇用戦略の展開にともなう社会政策の変質 |
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第6節 「社会的排除」の含意 |
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第7節 ケインズ主義的福祉国民国家からシュムペーター主義的勤労福祉ポストナショナル・レジームへ |
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補論 「社会的排除」に関する統計上の指標 |
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第Ⅵ章 国家か、それとも《帝国》か? |
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第1節 「スプラナショナルな国家性」-フォルカー・ボルンシーアの分析 |
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第2節 「ネットワーク国家」-マニュエル・カステルの見解 |
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第3節 「ポスト覇権の《帝国》」-ウルリッヒ・ベックらの提言 |
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第4節 結語 |