タイトルコード |
1000100156492 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
後漢政治制度の研究 |
書名ヨミ |
ゴカン セイジ セイド ノ ケンキュウ |
叢書名 |
早稲田大学学術叢書
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叢書番号 |
31 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
渡邉 将智/著
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著者名ヨミ |
ワタナベ マサトモ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
早稲田大学出版部
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出版年月 |
2014.3 |
本体価格 |
¥8400 |
ISBN |
978-4-657-14701-1 |
ISBN |
4-657-14701-1 |
数量 |
13,451,12p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
222.042
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件名 |
中国-歴史-漢時代
官制-歴史
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注記 |
文献:p412〜445 |
内容紹介 |
漢王朝の皇帝たちがどのような政治制度のもとで、如何にして統治していたのかについて、後漢を中心に、政治空間の面に重点を置いて明らかにする。補論「後漢における「内朝官」の解体と九卿の再編」も収録。 |
目次タイトル |
序章 漢王朝の皇帝支配体制と後漢時代 |
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はじめに 第一節 先行研究の展開 第二節 残された検討課題 第三節 本書の構成 |
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第一章 後漢における宦官の制度的基盤と尚書台 |
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はじめに 第一節 宦官の制度的基盤と「省尚書事」 第二節 「省尚書事」の再検討 第三節 後漢の中常侍と「顧問應對」 第四節 宦官の政治活動とその制度的基盤 おわりに |
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第二章 後漢における外戚の制度的基盤と尚書台 |
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はじめに 第一節 「跋扈将軍」の権勢 第二節 桓帝の擁立と「録尚書事」 第三節 元嘉元年の殊典賜与と「平尚書事」 第四節 梁冀政権の崩壊とその制度的基盤 第五節 外戚の制度的基盤 おわりに |
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第三章 「三公形骸化説」の再検討 |
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はじめに 第一節 「三公形骸化説」と『昌言』法誡篇 第二節 法誡篇の再検討 第三節 三公の職務と法誡篇 第四節 三公に対する皇帝の認識 おわりに |
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第四章 後漢における公府・将軍府と府主 |
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はじめに 第一節 公府・将軍府による政策案の作成・審議 第二節 三公府による政策案の事前審査 第三節 尚書台と政策案の作成・審議の関係 第四節 公府・将軍府による政策案の作成・審議の淵源 第五節 皇帝の決裁と府主の役割 おわりに |
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第五章 政策形成と文書伝達 |
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はじめに 第一節 上奏文の伝達 第二節 上奏文の決裁と詔の伝達 第三節 政策形成・文書伝達の復元 第四節 後漢における尚書台の機能 おわりに |
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第六章 後漢洛陽城における皇帝・諸官の政治空間 |
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はじめに 第一節 皇帝・皇太后の執務場所と生活空間 第二節 諸官の執務場所とその役割 第三節 後漢政治制度の基本構造 第四節 後漢政治制度の形成過程 おわりに |
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第七章 政治空間よりみた後漢の外戚輔政 |
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はじめに 第一節 外戚と「輔政」 第二節 内戚輔政から外戚輔政へ 第三節 外戚政権と政治空間 第四節 後漢における皇帝支配体制の限界 おわりに |
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終章 漢王朝の皇帝支配体制の特色とその展開 |
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はじめに 第一節 本書で検証された内容 第二節 漢王朝の皇帝支配体制の特色と曹魏における継承・発展 |
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補論 後漢における「内朝官」の解体と九卿の再編 |
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はじめに 第一節 「内朝官」と「職屬」・「文屬」 第二節 後漢洛陽城と少府の属官 第三節 後漢洛陽城と光禄勲の属官 第四節 「職屬」・「文屬」の区別とその基準 第五節 「内朝官」の改編とその制度的な背景 おわりに |