タイトルコード |
1000100186981 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
グローバル市民社会と援助効果 |
書名ヨミ |
グローバル シミン シャカイ ト エンジョ コウカ |
|
CSO/NGOのアドボカシーと規範づくり |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高柳 彰夫/著
|
著者名ヨミ |
タカヤナギ アキオ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
|
出版年月 |
2014.7 |
本体価格 |
¥3700 |
ISBN |
978-4-589-03608-7 |
ISBN |
4-589-03608-7 |
数量 |
10,245p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
333.8
|
件名 |
国際協力
NGO
市民社会
|
注記 |
文献:p220〜236 |
内容紹介 |
「成長による貧困削減規範」から「人権規範」への転換を目指すCSO(市民社会組織)。援助効果に関する国際的な議論との関連で、CSOの世界の貧困の問題、国際開発協力における独自の役割と意義を検討する。 |
著者紹介 |
東京都生まれ。一橋大学法学研究科博士後期課程単位取得。フェリス女学院大学国際交流学部教授。JANIC政策アドバイザーも務める。著書に「カナダのNGO」など。 |
目次タイトル |
序章 グローバル市民社会と援助効果 |
|
1 本書の課題 2 なぜ「援助効果」をとりあげるのか 3 本書の構成 4 いくつかの用語について 5 本研究で用いる資料・文献について 6 筆者の援助効果の議論へのかかわり |
|
第1章 CSOの国際開発協力活動の研究の視角 |
|
はじめに 1 NGO・市民社会・グローバル市民社会とは何か 2 CSOと国際開発 3 本書の研究の視角と注目点 おわりに |
|
第2章 援助効果とは何か |
|
はじめに 1 援助効果の議論の背景 2 国連での議論-ミレニアム開発目標(MDGs)とモントレー・コンセンサス 3 ブレトン・ウッズ機関と貧困削減戦略 4 DACにおける援助効果の議論のはじまり 5 援助効果に関するパリ宣言 6 アクラ行動計画(AAA) 7 HLF3からHLF4の間の援助効果の議論 8 HLF4とBPd おわりに |
|
第3章 4つのプラットフォームの概要 |
|
はじめに 1 OECD-DACのCSO重視 2 ODAに関するアドボカシー・プラットフォーム-ISGからBetterAidへ 3 CSOの開発効果に関するプラットフォーム-Open Forum 4 CSOと南北の政府合同のプラットフォーム-AG-CS 5 CSOと南北の政府合同のプラットフォーム-TT-CSO 補論-CPDE |
|
第4章 援助効果の議論におけるCSOのアドボカシー活動 |
|
はじめに 1 本章の研究の視角 2 パリ宣言へのCSOの評価と批判 3 HLF3前後のCSOの提言と成果・批判 4 HLF4プロセス 5 HLF4の論点-開発効果 6 HLF4の論点-人権・RBAとジェンダー 7 HLF4の論点-「民主的オーナーシップ」 8 HLF4の論点-南南協力 おわりに-CSOの提言の特徴と成果 |
|
第5章 CSOの開発効果の規範づくり |
|
はじめに 1 本章の研究の視角 2 なぜCSOの開発効果に取り組んだのか 3 AG-CSでの議論とAAA 4 Open ForumによるCSOの開発効果の規範づくり-イスタンブール原則の採択 5 Open ForumによるCSOの開発効果の規範の完成-シェムリアップ・コンセンサス 6 BPdにおけるイスタンブール原則とシェムリアップ・コンセンサスの認知 おわりに-Open ForumによるCSOの開発効果の規範づくりの意義 補論-イスタンブール原則,シェムリアップ・コンセンサスの実施 |
|
第6章 援助効果の議論とCSOの独自性,政策・制度環境 |
|
はじめに 1 本章の研究の視角 2 援助効果論以前の開発援助における政府とNGO/CSOの関係 3 AG-CSの提言とAAA 4 TT-CSO,Open Forumの提言とBPd おわりに-CSOの独自性,政策・制度環境についての議論の特徴 補論-HLF4後の政策・制度環境 |
|
終章 グローバル市民社会と援助効果 |
|
はじめに 1 グローバル市民社会の規範と課題設定の独自性は何か 2 CSOの正統性の模索とプラットフォーム間の相互作用 3 国際開発とグローバル市民社会-実務と研究の課題 |