| タイトルコード |
1000100440161 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
近現代中国における社会と国家 |
| 書名ヨミ |
キンゲンダイ チュウゴク ニ オケル シャカイ ト コッカ |
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福建省での革命、行政の制度化、戦時動員 |
| 叢書名 |
慶應義塾大学東アジア研究所現代中国研究選書
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| 叢書番号 |
1 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
山本 真／著
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| 著者名ヨミ |
ヤマモト シン |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
創土社
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| 出版年月 |
2016.10 |
| 本体価格 |
￥３７００ |
| ISBN |
978-4-7988-0227-5 |
| ISBN |
4-7988-0227-5 |
| 数量 |
10,461p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
222.31
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| 件名 |
福建省-歴史
中国-歴史-近代
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| 注記 |
文献:p408〜445 |
| 内容紹介 |
中国共産党による革命運動、中国国民党による地方行政の制度化・管理的権力構築の試み、日中戦争・戦後内戦・朝鮮戦争時における動員などの中国近現代史の重要問題について、福建省の農村に着目して具体的分析を加える。 |
| 著者紹介 |
1969年京都市生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程中退。筑波大学人文社会系准教授。博士(社会学)。専攻は中国近現代史、社会史。 |
| 目次タイトル |
序章 |
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はじめに 1.本書の目的 2.具体的な論点と課題 3.本書の対象地域 4.本書の研究方法と史料 5.本書の構成 |
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第1部 福建南西部農村の社会構造と土地革命 |
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1章 福建南西部農村における社会紐帯と権力 |
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はじめに 1.地縁による社会紐帯-村落 2.血縁による社会紐帯-宗族 3.神縁を背景とする社会紐帯-廟 4.宗族連合と基層社会における権力 小結 |
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2章 民国前期、福建省における社会の武装化と地域エリートの変容 |
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はじめに 1.清末から民国前期にかけての治安の悪化と社会の武装化 2.宣教師が観察した福建南西部の治安・社会状況 3.地域の社会・文化変容と革命の胎動 小結 |
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3章 福建南西部根拠地における土地革命と社会構造 |
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はじめに 1.国民革命後の政治・軍事情勢と社会矛盾 2.在地の土地・小作慣行に関わる諸問題 3.土地革命の進展過程とその実態 4.土地革命と宗族意識 小結 |
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4章 福建省南西部における土地革命と経済構造 |
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はじめに 1.伝統的経済構造 2.民国期における経済変動 3.共産党模範区における民衆動員の社会経済的背景 小結 |
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5章 地域エリートと革命 |
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はじめに 1.上杭県蛟洋・古田両地区の社会・経済 2.地域エリート傅柏翠 3.傅柏翠と蛟洋・古田地区における社会・経済改革 小結 |
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第2部 第十九路軍と国民党政府による社会管理と行政の制度化の試み |
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6章 第十九路軍による統治と行政の制度化 |
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はじめに 1.第十九路軍による福建南西部統治と在地勢力 2.「計口授田」政策と傅柏翠 3.「計口授田」の実施状況 小結 |
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7章 国民党政府による社会管理と行政制度化の試み |
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はじめに 1.国民党政府による統治の回復と地域社会把握への課題 2.国民党政府による保甲制度の実施と統治の「二重構造」 3.土地整理事業による土地情報の管理と行政の制度化 4.自作農創設政策による土地秩序の再編 5.合作社への農民の組織化と地域経済 小結 |
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第3部 日中戦争時期から人民共和国初期における戦時動員と国家-社会関係 |
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8章 日中戦争時期、福建省における戦時動員と地域社会 |
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はじめに 1.陳儀福建省主席と戦時動員態勢の構築 2.日中戦争時期における田賦の実物徴収 3.劉建緒主席下における戦時省政 4.戦時動員実施に関わる困難及びその政治的・社会的背景 小結 |
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9章 戦後内戦時期における国民党統治の崩壊と福建地域社会 |
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はじめに 1.戦後内戦時期における福建の社会・経済状況 2.戦後内戦時期における福建の政治状況 3.宣教師が見た福建南西部の政治状況 小結 |
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10章 人民共和国成立後、革命と戦時態勢下での共産党権力の浸透過程 |
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はじめに 1.1949年前後、共産党軍による福建進攻と「剿匪」 2.福建省における「反革命鎮圧」の概況 3.土地改革と党・国家権力の基層社会への浸透 小結 |
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11章 人民共和国成立後、福建省における宗族・伝統意識の変容と持続 |
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はじめに 1.公田の分配に関わる諸問題 2.土地改革時の階級闘争と農民の意識 3.土地改革後における宗族意識の変容と持続 4.農民の生活様式、生活空間の特徴と宗族意識の持続 5.「改革・開放」以降における宗族活動と民間信仰の復活 小結 |
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終章 |
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1.各論点において提起した課題の考察結果 2.本書の結論と残された課題 |
