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九都県市立図書館企画展「自慢したい千葉の風景 ~過去から・現在・そして未来へ~」中央図書館展示ガイド

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県立中央図書館では、平成24年9月1日から10月21日まで、「自慢したい千葉の風景~過去から・現在・そして未来へ~」の企画展を開催しています。
このページは、中央図書館で展示している各コーナーの概要について、ご案内させていただきます。

過去の風景 ~資料にあそぶ総の国~

 江戸(東京)に近く、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた千葉県は、古くから手軽な観光地として多くの人々に親しまれてきました。
 当館所蔵の近世から昭和戦前までに発行された旅行案内書を中心に、少し昔の房総の旅へご案内します。

展示風景 資料にあそぶ総の国
展示風景 資料にあそぶ総の国展示風景 資料にあそぶ総の国

現在の風景 北総エリア ~歴史ある街並と豊かな自然~

 北総エリアは、千葉県北部にある利根川とその支流、印旛沼など水に恵まれたエリアで、河川に沿った平野部とそこから繋がる北総台地からなります。
 利根川が海に注ぐ最下流の街・銚子は、太平洋から水揚げされる魚介を江戸に運ぶ港町でした。現在も国内有数の漁獲高を誇っています。おいしい魚介、太平洋の眺望など海辺の街ならではの楽しみが満載です。
 銚子から利根川を遡ると、水の街・香取市があります。利根川沿いは、古くから水路を使った交通が盛んで、銚子から江戸への水運で潤った地域です。香取市佐原の市街地を流れる小野川沿岸には、江戸時代の商家や町屋が立ち並び、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
 その南側にある北総台地は、富里のスイカ、八街の落花生、白井の梨など千葉を代表する農産物の産地です。佐倉藩の城下町で武家屋敷が残る佐倉市、初詣で賑わう成田山新勝寺や日本の玄関である成田空港を抱える成田市もあり、果物狩りなどの農業観光から、巨大ショッピングモールや都市の夜景など都市観光まで幅広いレジャーが楽しめます。

展示風景 北総エリア 

現在の風景 九十九里エリア ~海とともにくらす~

 千葉県東部、太平洋に面した旭市飯岡地区から、いすみ市太(たい)東海岸(とうかいがん)までの弓の形をした海岸線が九十九里(くじゅうくり)浜(はま)です。約66キロにも及び、全国屈指の景観を誇っています。東京からのアクセスも便利な由緒ある観光地には、明治時代から多くの人が訪れました。夏の開放感ある浜辺は、海水浴やサーフィン、ビーチバレーなどマリンレジャーを楽しむ人々で賑わいます。イワシを獲る漁法「地引網」も体験できます。
 新鮮な海産物と共に、九十九里平野の肥沃な土地に恵まれて、農産物の生産も盛んです。日々の食卓に並ぶキュウリやトマト、イチゴ、米、豚肉などの生産量は全国有数の農業県である千葉県の中でもトップクラスです。
 また、内陸部は緑が豊かな地域です。茂原公園、ひめはるの里などの公園や、森に囲まれた笠森寺(かさもりじ)、長柄(ながら)自然(しぜん)休養(きゅうよう)村(むら)等があり、美しい自然を満喫できます。

展示風景 九十九里エリア 

現在の風景 ベイ・東葛飾エリア ~人情の香り漂う新都心~

 『都市と自然』二つの魅力を併せ持ち、歴史をたどり未来を展望できるベイ・東葛エリアは、第二次世界大戦後、早い時期から宅地開発が進み、県人口の約7割、約420万人がこのエリアで生活しています。  
 県庁所在地の千葉市から東京湾に沿って、テクノロジーとイベントを中心に開発された幕張新都心が広がり、国際的な会議やイベントにも使用されている「幕張メッセ」は、千葉が誇るコンベンションセンターです。浦安市は、大型 テーマパーク「東京ディズニーランド」を中心にホテルが林立し、一大リゾート地区を形成しています。
 北部は野田と銚子を結ぶ利根川の水運を利用し、江戸時代から醤油産業が発達してきました。野田と銚子で、日本の醤油生産量の約30%を生産しています。葛南といわれる地域(松戸、市川、船橋、八千代市、鎌ケ谷等)には、梨農園や観光梨園が点在し、千葉の梨生産額全国1位に大きく貢献しています。
 このエリアは、史跡も多く保存整備されています。松戸にある幕府最後の将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武が後半生を過ごした「戸定邸(とじょうてい)」、流山の「近藤陣屋跡」、柏の「松ヶ崎城跡」など、枚挙に暇がありません。
 また、首都に近く交通の便が良い上に、豊かな自然が残るこのエリアは、古くから文人墨客に愛されてきた地でもあります。市川に暮らした永井荷風や幸田露伴、我孫子に居を構えた志賀直哉をはじめとする「白樺派」の文人たちなどの足跡をたどるのもまた一興、お薦めいたします。

展示風景 ベイ・東葛飾エリア 

現在の風景 南房総エリア ~海と山と花 四季おりおり~

 房総半島最南端の南房総は海洋性の温暖なエリアです。黒潮(暖流)の通り道になっているため、夏は涼しく、冬は暖かく、一年中過ごしやすいのが大きな魅力です。1月から3月、一足早く春の到来を告げる色とりどりの花々は房総半島に沿って洲崎灯台から野島崎灯台まで続く房総フラワーラインに沿って人々の目を楽しませてくれます。海では潮干狩りやマリンレジャー、山では果樹狩りや里山ハイキングと、夏だけでなく四季折々に、子どもから大人まで楽しむことができます。海の幸・山の幸を満喫できる、一年中観光客でにぎわう地域です。

展示風景 南房総エリア展示風景 南房総エリア

未来の風景 ~成田国際空港とアクアラインから展望する未来の千葉~

 『輝け!ちば元気プラン』(千葉県総合計画)には、「千葉で生まれ、住み、働けてよかった」と思えるような「暮らし満足度日本一」を目指して構想された10年後の千葉のビジョンが明記されています。
 今回の展示では、千葉と世界をつなぐ空の玄関口成田国際空港と日本全国との橋渡しを期待されている東京湾アクアラインを取り上げてご紹介します。

展示風景 観光案内展示風景 観光ガイド展示風景 観光ガイド
展示風景 ~成田国際空港とアクアラインから展望する未来の千葉~展示風景 ~成田国際空港とアクアラインから展望する未来の千葉~展示風景 ~成田国際空港とアクアラインから展望する未来の千葉~
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