
房総半島最南端の南房総は海洋性の温暖なエリアです。
黒潮(暖流)の通り道になっているため、夏は涼しく、冬は暖かく、一年中過ごしやすいのが大きな魅力です。1月から3月、一足早く春の到来を告げる色とりどりの花々は房総半島に沿って洲崎灯台(すのさきとうだい)から野島崎灯台まで続く房総フラワーラインに沿って人々の目を楽しませてくれます。
海では潮干狩りやマリンレジャー、山では果樹狩りや里山ハイキングと、夏だけでなく四季折々に、子どもから大人まで楽しむことができます。海の幸・山の幸を満喫できる、一年中観光客でにぎわう地域です。
地震の影響
南房総は東日本大震災では、直接的な被害は受けませんでした。
しかし、あまりの悲惨な状況に、日本中に自粛のムードが広がりました。
また、房総沖では放射性物質に関する風評が流れたため、観光客が激減し、経済的な打撃を受けました。そのような中、南房総は行政と宿泊業者、商工業者が一体となり、復興支援宿泊プランや復興支援商品券をつくり、支援にあてる「南房総 あったかハートプロジェクト」を立ち上げました。
義援金総額は4月28日から8月31日までで11,567,883円にのぼりました。義援金とともに、宿泊客に募ったメッセージも被災地の人々を勇気づけるのに役立ちました。南房総は旅の力、観光をもとに「想いをかたちに」をモットーに支援を行った地域といえます。
紹介スポット
- 養老渓谷(ようろうけいこく)
- 誕生寺(たんじょうじ)
- 鴨川シーワールド
- 房総フラワーライン
- 館山湾 全国大学フラメンコフェスティバル
- 南房総市の道の駅
- 鋸山(のこぎりやま)
- アクアライン


