タイトルコード |
1000100290366 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
山・川・海の流域社会学 |
書名ヨミ |
ヤマ カワ ウミ ノ リュウイキ シャカイガク |
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「山」の荒廃問題から「流域」の環境保全へ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大野 晃/著
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著者名ヨミ |
オオノ アキラ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
文理閣
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出版年月 |
2015.6 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-89259-763-3 |
ISBN |
4-89259-763-3 |
数量 |
8,291p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.7
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件名 |
環境社会学
環境保全
山村
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内容紹介 |
「山」から「川・海」まで、農業者と漁業者、流域の地域住民が手を結ぶ、著者提唱の「流域共同管理」による実践的流域社会論の展開とは。「山」の荒廃問題と「流域」の環境保全問題にかかわる論文、講演などをまとめる。 |
著者紹介 |
1940年生まれ。旭川大学大学院教授。高知大学名誉教授。千曲川流域学会会長、日本村落研究学会副会長、日本農業法学会理事などを歴任。専門は環境社会学、地域社会学。 |
目次タイトル |
序章 現代における流域社会研究の課題 |
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はじめに 1.林業・農業・漁業のもつ総合性 2.「山」の荒廃と川・海の環境問題 3.「流域」と流域共同管理 |
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第1章 山村の高齢化と限界集落 |
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はじめに 1.人口の都市集中と山村の高齢化 2.高齢化と山村問題 3.限界集落-その実態 結び |
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第2章 現代山村にみる<人間と自然>の貧困化 |
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はじめに 1.現代山村の現状とその分析手法 2.山村の生活環境と限界集落 3.「山」の荒廃と環境保全問題 結び |
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第3章 農山村の集落構造と流域社会 |
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「農山村集落構造」研究会の開催 1.講話-農山村の集落構造と流域社会 2.質疑と研究討議 |
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第4章 山村の活性化と環境保全 |
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講演 1.はじめに 2.地域間格差について 3.山村の現状と森林の荒廃について 4.流域共同管理について 5.山村の再生について |
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第5章 「山」の荒廃と流域環境の保全 |
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はじめに 1.講演のあらまし 2.限界自治体 3.高知県の山村と限界集落 4.四万十川流域の「山」の荒廃 5.長野県の小規模自治体 6.流域保全への政策的対応 |
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第6章 今なぜ山・川・海なのか |
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はじめに 1.限界集落と山・川・海 2.環境保全型農業と流域社会 3.流域共同管理で地域の再生を 4.パネルディスカッション 網走川流域における産業の持続的発展と水環境保全の可能性 |
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第7章 網走川流域における農業・漁業の連携と流域共同管理 |
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はじめに 1.網走川流域社会圏の概況 2.網走川流域における農業・漁業の連携と「共同宣言」 3.「網走川流域の会」誕生とその社会的意義 結び |
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第8章 現代山村の危機的状況と地域の再生 |
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はじめに 1.農林漁業の衰退と自治体の小規模化 2.限界集落の全国的拡大と3つの社会的問題 3.地域再生の具体化とその実践 4.森林・山村の再生とその課題 5.担い手の育成教育 最後のあいさつ |