タイトルコード |
1000100699617 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「内心の自由」の法理 |
書名ヨミ |
ナイシン ノ ジユウ ノ ホウリ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
渡辺 康行/著
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著者名ヨミ |
ワタナベ ヤスユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥5600 |
ISBN |
978-4-00-024178-6 |
ISBN |
4-00-024178-6 |
数量 |
10,476p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
323.01
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件名 |
信教の自由
思想の自由
憲法-日本
憲法-ドイツ
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内容紹介 |
「内心の自由」はどこまで保障されるべきか。「イスラーム・スカーフ事件」「君が代訴訟」を中心に膨大な裁判例を三段階審査の手法などを用いて整理・分析。現代日本における信教の自由と政教分離の保障の諸相について論じる。 |
著者紹介 |
1957年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。一橋大学大学院法学研究科教授。共著に「憲法」など。 |
目次タイトル |
序章 本書の関心・対象・考察方法 |
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第1部 ドイツにおける信教の自由と国家の宗教的中立性の「緊張関係」 |
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第1章 ドイツにおけるイスラーム教徒の教師のスカーフ事件 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ イスラーム教徒の教師のスカーフ事件 Ⅲ 連邦憲法裁判所判決前の段階における判例・学説の概観 Ⅳ 連邦憲法裁判所第2法廷判決 Ⅴ 結びに代えて |
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第2章 連邦憲法裁判所第2法廷判決の検討 |
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Ⅰ 事実の概要 Ⅱ 判旨の紹介 Ⅲ 解説 <追記> |
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第3章 私人間における信教の自由 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 雇用における信教の自由に関するドイツの憲法状況・管見 Ⅲ 日本の判例・学説状況の下で考える Ⅳ 結びに代えて |
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第2部 現代日本における「思想・良心の自由」 |
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第1章 「君が代」訴訟の分析視角 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 三つの「君が代」訴訟 Ⅲ 前提的な問題,あるいは論じないこと Ⅳ 教師の「思想・良心の自由」 Ⅴ 生徒の「思想・良心の自由」 Ⅵ 結びに代えて |
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第2章 公教育における「君が代」と教師の「思想・良心の自由」 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 保護領域 Ⅲ 制約 Ⅳ 正当化 Ⅴ ピアノ伴奏拒否事件最高裁判決と予防訴訟 Ⅵ 結びに代えて |
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第2章<補論> 職務命令と思想・良心の自由 |
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Ⅰ 事案の概要 Ⅱ 判決の要旨 Ⅲ 考察の視点 Ⅳ 先行判例から本判決を読む Ⅴ 下級審判決への影響 |
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第3章 職務命令および職務命令違反に対する制裁的措置に関する司法審査の手法 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 保護領域 Ⅲ 制約 Ⅳ 正当化 Ⅴ 再雇用拒否の適法性 Ⅵ 結びに代えて |
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第4章 「日の丸・君が代訴訟」を振り返る |
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Ⅰ はじめに Ⅱ ピアノ判決再読 Ⅲ ピアノ判決以降の下級審判決と起立斉唱判決 Ⅳ ピアノ判決以降の下級審判決と懲戒処分判決 Ⅴ 結びに代えて <追記> |
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第4章<補論> 「君が代」訴訟の現段階 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 起立斉唱職務命令の憲法および教育基本法適合性 Ⅲ 懲戒処分の適法性 Ⅳ 国家賠償請求 Ⅴ 結びに代えて |
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第5章 団体の中の個人 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 三つの事例 Ⅲ 強制加入団体と構成員の自律 Ⅳ 結びに代えて |
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第5章<補論> 強制加入団体と会員の思想の自由 |
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Ⅰ 事実の概要 Ⅱ 判決の要旨 Ⅲ 解説 |
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第6章 団体の活動と構成員の自由 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 労働組合,税理士会による政治献金など Ⅲ 生命保険会社,欠損会社による政治献金 Ⅳ 司法書士会,自治会による災害救援資金など Ⅴ 判例法理の再検討 Ⅵ 結びに代えて |
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第3部 現代日本における信教の自由と政教分離 |
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第1章 「思想・良心の自由」と「信教の自由」 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 保護領域 Ⅲ 制約 Ⅳ 正当化 Ⅴ 二つの自由に関する解釈論の相互的検討 Ⅵ 結びに代えて |
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第2章 行政裁量審査の内と外 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ エホバの証人剣道受講拒否事件判決 Ⅲ 「君が代」訴訟懲戒処分事件判決 Ⅳ 両判決の比較検討 Ⅴ 結びに代えて |
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第3章 「ムスリム監視捜査事件」の憲法学的考察 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 信教の自由 Ⅲ 平等原則 Ⅳ プライバシー Ⅴ 法律の留保 Ⅵ 国家賠償法6条 Ⅶ 結びに代えて |
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第4章 政教分離規定適合性に関する審査手法 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 政教分離規定適合性に関する審査の二段階 Ⅲ 「かかわり合い」の審査 Ⅳ 「かかわり合い」が「相当とされる限度を超える」かの審査 Ⅴ 結びに代えて |
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第5章 「国家の宗教的中立性」の領分 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 「職務を行うについて」の該当性 Ⅲ 権利侵害の有無 Ⅳ 違法性 Ⅴ 「傍論」における憲法判断 Ⅵ 結びに代えて |
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第5章<補論> 小泉首相靖國神社参拝訴訟最高裁判決 |
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Ⅰ 事実の概要 Ⅱ 判決の要旨 Ⅲ 分析 <追記> |
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第6章 宗教的性格のある行事への公人の参列等と政教分離原則 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 先行事例としての箕面慰霊祭訴訟と鹿児島大嘗祭訴訟 Ⅲ 白山比咩神社訴訟の概要 Ⅳ 白山比咩神社訴訟の考察 Ⅴ 結びに代えて |
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第7章 政教分離原則と信教の自由 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 津地鎮祭判決とその傍論 Ⅲ 津地鎮祭判決後の最高裁判決の動向 Ⅳ 若干の検討 Ⅴ 結びに代えて |
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終章 残された課題 |