タイトルコード |
1000100722662 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
加賀藩の明治維新 |
書名ヨミ |
カガハン ノ メイジ イシン |
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新しい藩研究の視座 政治意思決定と「藩公議」 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宮下 和幸/著
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著者名ヨミ |
ミヤシタ カズユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有志舎
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出版年月 |
2019.6 |
本体価格 |
¥6600 |
ISBN |
978-4-908672-31-6 |
ISBN |
4-908672-31-6 |
数量 |
9,375,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
214.3
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件名 |
金沢藩(加賀国)
日本-歴史-幕末期
明治維新
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内容紹介 |
加賀藩は幕末政局において目立った動きを見せずに明治維新を迎えたとみなされ、日和見とのラベリングがされてきた。だがそれは正当な評価なのか。加賀藩の政治過程や政策について検討し、明治維新という変革の意義を追究する。 |
著者紹介 |
1975年生まれ。金沢大学大学院社会環境科学研究科博士課程修了。金沢市立玉川図書館近世史料館学芸員。 |
目次タイトル |
序章 幕末維新期の藩をどう論じるか |
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1 当該期政治史研究と藩研究の現在地 2 課題克服のアプローチ 3 分析対象としての加賀藩 4 分析の手法 5 本書の構成 |
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第一部 藩の政治過程における政治意思決定の様相 |
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第一章 文久・元治期における加賀藩の藩是と「藩論」 |
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はじめに 1 文久期の政治情勢と加賀藩上層部 2 文久末期の加賀藩における藩是 3 八月一八日政変後の政治過程と「藩論」 4 世嗣前田慶寧の上洛と禁門の変での決断 おわりに |
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第二章 慶応末期加賀藩における政治過程と藩是・「藩論」 |
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はじめに 1 前田慶寧の家督相続と藩政改革 2 慶応末期の政治過程と加賀藩 おわりに |
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第三章 明治初年加賀藩の政治過程と職制改革の特質 |
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はじめに 1 明治初年の政治過程と職制改革 2 藩家臣団の序列の変遷と藩上層部の対応 3 地域にとっての重臣層の位置 おわりに |
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第四章 明治初年の加賀藩における人材登用 |
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はじめに 1 明治初年の政治過程と加賀藩 2 大参事・少参事体制の成立 3 大参事・少参事体制の転換 おわりに |
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第二部 政策分析からみる組織と軍事 |
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第五章 幕末期における加賀藩上層部の体制と京都詰 |
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はじめに 1 幕末期加賀藩における年寄・家老 2 幕末期における加賀藩京都詰体制 3 幕末京都の政局と加賀藩京都詰家老 おわりに |
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第六章 幕末期加賀藩における藩上層部の相克 |
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はじめに 1 加賀藩の海防と藩主前田斉泰 2 文久三年末の藩主前田斉泰と年寄衆の相克 おわりに |
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第七章 加賀藩銃卒制度の成立・展開と動員の論理 |
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はじめに 1 加賀藩銃卒制度前夜 2 銃卒制度の実施 3 銃卒の動員と人員の供給 4 戊辰戦争における銃卒改編 おわりに |
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第八章 幕末期加賀藩軍制改革と戊辰戦争への動員 |
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はじめに 1 幕末期加賀藩における軍制改革 2 戊辰戦争の展開と加賀藩 おわりに |
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終章 藩研究の可能性 |
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1 藩における政治意思決定の構造・プロセス分析 2 政策分析の有効性と藩研究の位置 3 今後の展望 |