タイトルコード |
1000100809217 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代日本の歴史地理学 |
書名ヨミ |
キンダイ ニホン ノ レキシ チリガク |
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2つの系譜 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
川合 一郎/著
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著者名ヨミ |
カワイ イチロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
古今書院
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出版年月 |
2020.6 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-7722-3192-3 |
ISBN |
4-7722-3192-3 |
数量 |
6,301p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.6
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件名 |
日本-歴史-近代
歴史地理
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内容紹介 |
日本地理学史のさらなる開拓を目指して-。明治期から第二次世界大戦終結までの歴史地理学の学説史について、「日本歴史地理研究会系の歴史地理学」と「京都帝国大学系の歴史地理学」という2つの系譜を軸として考察する。 |
著者紹介 |
1972年岐阜県生まれ。早稲田大学教育学研究科博士後期課程修了。同大学教育・総合科学学術院非常勤講師。JT勤務。博士(学術)。専門は歴史地理学、地理学史。 |
目次タイトル |
序章 |
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1.問題の所在 2.先行研究と本書の視点 3.研究の方法 4.本書の構成と概要 |
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第1部 日本歴史地理研究会系の歴史地理学 |
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第1章 明治・大正期における雑誌『歴史地理』 |
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はじめに 1.『歴史地理』の創刊とその後の展開 2.『歴史地理』にみる歴史地理観 3.『歴史地理』全体への評価 4.『歴史地理』の具体的内容への評価 おわりに |
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第2章 喜田貞吉の歴史地理学 |
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はじめに 1.喜田貞吉の生涯 2.未発表の講演録・講義ノート 3.喜田貞吉の歴史地理学の特徴 4.喜田貞吉の評価 おわりに |
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第3章 明治の歴史地理学者・原秀四郎 |
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はじめに 1.東京帝国大学卒業までの足跡 2.大学院における教育 3.日本歴史地理研究会とのかかわり 4.学位論文の内容とその意義 5.教育活動の展開 6.歴史地名の研究 7.『日本国史地図 附日本国史地理』の特色 8.郷土誌の研究と最期 おわりに |
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第4章 吉田東伍とその後継者 |
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はじめに 1.東伍の歴史地理学の特質 2.東伍の教育活動 3.後継者に関する考察 おわりに |
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第5章 今西伊之吉と大和の歴史地理 |
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はじめに 1.生い立ちと喜田との出会い 2.喜田の平城京・条里研究とのかかわり 3.『高市郡史跡略考』の刊行と飛鳥研究 4.喜田の大名領地沿革調査への協力と晩年 おわりに |
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補章 喜田貞吉と原秀四郎 |
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はじめに 1.喜田と原の生い立ち 2.(東京)帝国大学大学院での教育と歴史地理研究の開始 3.日本歴史地理研究会の創設と関与 4.二人の博士論文の概要 5.『日本国史地図 附日本国史地理』をめぐる二人の対応 6.原の逝去と喜田のその後 おわりに |
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第2部 京都帝国大学系の歴史地理学 |
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第6章 石橋五郎の歴史地理学と人文地理学 |
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はじめに 1.歴史学への志向と地理学との接点 2.歴史地理研究の開始 3.雑誌『歴史地理』とのかかわり 4.歴史的方法による人文地理学へ おわりに |
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第7章 内田寛一の近世歴史地理学 |
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はじめに 1.京都帝国大学入学と小川琢治 2.歴史地理学観と石橋五郎 3.近世農村研究とその展開 4.教育活動と「大塚学派」の成立 おわりに |
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第8章 小牧実繁の歴史地理学 |
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はじめに 1.先史地理学研究の開始 2.初期の歴史地理学理論と実践的研究 3.「時の断面」説と実践的研究 おわりに |
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第9章 米倉二郎と京都帝国大学 |
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はじめに 1.京都帝国大学での教育 2.諸教官との接点とその影響 おわりに |
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終章 |
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1.各章のまとめ 2.本書の結論 3.今後の課題 |