タイトルコード |
1000101032554 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アートプレイスとパブリック・リレーションズ |
書名ヨミ |
アート プレイス ト パブリック リレーションズ |
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芸術支援から何を得るのか |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
川北 眞紀子/著
薗部 靖史/著
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著者名ヨミ |
カワキタ マキコ ソノベ ヤスシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有斐閣
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出版年月 |
2022.11 |
本体価格 |
¥3100 |
ISBN |
978-4-641-16605-9 |
ISBN |
4-641-16605-9 |
数量 |
12,270p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
709.1
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件名 |
アートマネジメント
企業と社会
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内容紹介 |
アートの「場」から得られる知見や着想、地域や文脈とのつながり、そして真正性は、企業にとって有益なものである。アートプレイスの構築から企業が得られるものについて、さまざまな事例をもとに解説する。 |
著者紹介 |
博士(経営学)。南山大学経営学部教授。 |
目次タイトル |
序章 アートプレイスへの注目 |
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1.企業が直面する課題 2.芸術がある場,アートプレイスへの注目 3.本書のねらい |
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第1部 メディアとしてのアートプレイス |
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第1章 企業と芸術との関わり |
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1.芸術(アート)とは何か 2.芸術には支援が必要なのか? 3.企業と芸術のかかわりの現状 4.企業と芸術のかかわりの歴史 |
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第2章 ビジネスにとってのアートプレイス |
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1.アートプレイスを介した関係性づくり 2.アートプレイスの4類型 3.アートプレイスの4類型から見出される効果とは? |
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第2部 事例研究1 オウンド・アートプレイス |
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第3章 工藝作家が育つ場をつくり,「文化を楽しむくらし」を届ける |
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1.メセナ大賞で注目されるクラフト展 2.「工房からの風craft in action」とニッケ 3.ステークホルダーとの関係 4.コミュニケーション効果と発展のプロセス |
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第4章 芸術家との交流が「資生堂らしさ」を育み企業文化が事業を駆動する |
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1.企業文化は第4の資産 2.資生堂の歴史と文化支援の概要 3.資生堂ギャラリー 4.資生堂アートハウスと企業文化部 5.企業文化がアートプレイスで育まれ事業を駆動する |
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第5章 「よく生きる」をともに考える地域社会の要 |
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1.世界中からアートファンが集う場 2.地域を活かす直島メソッド 3.各ステークホルダーとのコミュニケーション 4.オウンド・アートプレイスの特徴 5.価値観を問い直す地域の要 |
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第6章 創業の精神が宿る2つの場所を起点とした芸術支援 |
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1.創業精神から生まれた芸術支援 2.サントリー美術館 3.サントリーホール 4.サントリーホールを起点としたステークホルダーとの関係構築 5.創業精神のもとで芸術家を育て,社会に披露し,一体感をつくりだすアートプレイス |
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第7章 地域に愛される存在をめざした関係づくり |
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1.自動車会社が手がけるアマチュア・オーケストラ・コンサート 2.文化で紐づく芸術と自動車 3.販売会社の協同 4.グループ内外での協力体制づくり 5.文化との連動によって組織内外を強固につなぐ |
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第3部 事例研究2 ペイド・アートプレイス |
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第8章 美術を通じたステークホルダーの結節点 |
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1.篤志家による支援から多数の企業による支援へ 2.大原美術館の起源 3.専属美術館が地域企業のハブになるまで 4.公共組織との提携と教育的活用 5.地域のハブとしてのプレゼンスを高める好循環 |
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第9章 つながりをつくる社会包摂型の芸術劇場経営 |
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1.「芸術の殿堂ではなく,人間の家」である 2.アーラがめざすもの 3.多くの企業が協賛する「私のあしながおじさんプロジェクト」 4.一人ひとりとのつながりを育む 5.企業と人々が参加できる交流の場を,気配りで実現 |
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第10章 クリエイターとの協働によって企業のマインドセットを刷新する |
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1.製品開発者とクリエイターが集う場所 2.デジタルとアートが融合するプラットフォームの運営 3.企業のマインドセットを変える2つの視点 4.企業とクリエイターの交流事例 5.クリエイターとの協働から企業に新たな視座を提供するアートプレイス |
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終章 アートプレイスの形態が生み出すコミュニケーション効果 |
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1.複数事例をながめて何がわかるのか 2.各事例のまとめ 3.アートプレイスの構造がもたらす関係性と効果 4.鑑賞型と交流型の移行と組み合わせ 5.アートプレイスのこれから |
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補論 本書が依拠する概念と理論 |
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補論1 アートプレイスの役割 |
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1.経営的視点から見たアートプレイス 2.交流の舞台としてのメディア 3.文化経済学の視座 4.アートの価値 |
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補論2 企業と社会のあいだ |
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1.企業と社会をつなぐ芸術 2.ステークホルダー理論とアートプレイス 3.企業の芸術支援によるCSV |
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補論3 企業のコミュニケーションと文化芸術 |
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1.アートプレイスを介したコミュニケーション 2.芸術へのスポンサーシップ 3.企業内部のコミュニケーションとアート |