タイトルコード |
1000100972024 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本におけるキリスト教保育思想の継承 |
書名ヨミ |
ニホン ニ オケル キリストキョウ ホイク シソウ ノ ケイショウ |
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立花富、南信子、女性宣教師の史料を巡って |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
熊田 凡子/著
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著者名ヨミ |
クマタ ナミコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
教文館
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7642-7460-0 |
ISBN |
4-7642-7460-0 |
数量 |
344,157p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
376.121
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件名 |
保育-歴史
キリスト教
宗教教育-歴史
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注記 |
文献:p330〜337 南信子、立花富、アイリン・ライザー関連年譜:巻末p134〜156 |
内容紹介 |
明治日本にキリスト教保育をもたらした女性宣教師たちの保育思想はどう継承されたのか。その展開を実証するとともに、戦時下に幼児教育に携わった立花富らの記録を分析し、戦前戦後に通底する保育観・教育観の意義を解明する。 |
著者紹介 |
1972年石川県生まれ。金沢大学大学院人間社会環境研究科博士後期課程修了。博士(学術)。江戸川大学メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科准教授。 |
目次タイトル |
序章 課題と方法 |
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第一節 キリスト教保育への関心と問題の所在 第二節 先行研究の検討(研究史的状況) 第三節 本書の課題と実態史を取り上げる意義 第四節 本書で扱う一次史料について(分析データおよび史料) 第五節 全体構成および各章の課題 |
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第一章 日本の幼児教育の源流におけるキリスト教教育の役割 |
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第一節 女性宣教師の宗教的・教育的働き 第二節 官立幼稚園とキリスト教主義幼稚園の起源「アメリカン・ミッション・ホーム」 第三節 女性宣教師の教育理念と役割 第四節 現存する最古のキリスト教主義幼稚園の存続意義 第一章のまとめ |
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第二章 女性宣教師のキリスト教教育観 |
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第一節 広島女学校附属幼稚園の児童中心主義の導入 第二節 ランバス女学院附属幼稚園の進歩主義教育の導入と展開 第三節 アイリン・ライザーのキリスト教教育の役割 第二章のまとめ |
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第三章 キリスト教主義幼稚園における自由教育の発展 |
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第一節 立花富による自由保育の導入 第二節 『ランバス幼稚園記念帖』にみる立花富の自由教育の実態と子ども観 第三節 立花富の自由教育の先駆性 第四節 立花富の自由教育(進歩主義教育)の連続性 第三章のまとめ |
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第四章 南信子と立花富を巡るキリスト教幼児教育観・子ども観 |
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第一節 戦時下における幼児教育界の動向と基督教保育連盟の対応 第二節 鶴町幼稚園での実態から見た南信子の幼児教育観および子ども観(昭和一七年度) 第三節 聖和幼稚園におけるキリスト教幼児教育の一実態(昭和一八年度) 第四章のまとめ |
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第五章 キリスト教保育の一貫性と戦後の新教育 |
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第一節 南信子の教育実践の連続性と戦後の新教育発端との関係 第二節 功刀嘉子と東洋英和幼稚園の保育者らのキリスト教幼児教育と「保育要領」 第三節 戦後のキリスト教学校における保育者養成課程の形成に関する一考察 第五章のまとめ |
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第六章 北陸地域に女性宣教師の果たした役割 |
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第一節 北陸地域における宣教活動の起源 第二節 金沢(北陸)女学校と英和幼稚園における女性宣教師の活動状況 第三節 他教派の女性宣教師の活動と交流 第六章のまとめ |
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終章 日本におけるキリスト教保育思想の継承と今後の課題 |
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第一節 女性宣教師の教育観と子ども観 第二節 キリスト教保育における連続性とその意義 第三節 今後の課題 |