タイトルコード |
1000101055809 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
専門職としての介護職とは |
書名ヨミ |
センモンショク ト シテ ノ カイゴショク トワ |
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人材不足問題と専門性の検討から |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石川 由美/著
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著者名ヨミ |
イシカワ ユミ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
クリエイツかもがわ
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-86342-350-3 |
ISBN |
4-86342-350-3 |
数量 |
205p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
369.17
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件名 |
介護福祉
福祉従事者
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注記 |
文献:p194〜203 |
内容紹介 |
専門性の高い介護が求められる一方で、そこに従事する介護職の労働条件や社会的地位は低いままである。業務の曖昧さと乱立した資格制度の現状を分析し、「介護職」の今後を展望する。 |
著者紹介 |
高知県高知市生まれ。帝京平成大学健康医療スポーツ学部准教授。博士(社会学)。看護師。社会福祉士。介護支援専門員。専門は社会福祉学(介護福祉、高齢者福祉)。 |
目次タイトル |
序章 研究課題と方法 |
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1節 問題の所在 2節 先行研究の概要 3節 研究課題と研究の意義 4節 本書の構成 |
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第1章 介護人材確保と専門性構築の矛盾 |
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1節 課題の設定 2節 分析方法 3節 公的制度としてのはじまりと在宅福祉の萌芽 4節 公的サービスの縮小と民間活用の促進 5節 量的確保の拡大と資質向上の必要性 6節 福祉の市場化とホームヘルプ労働の変容 7節 キャリアパスの導入と介護人材の混交 8節 本章のまとめ |
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第2章 介護福祉士資格制度創設の経緯と専門性論の行方 |
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1節 研究の背景および目的 2節 分析方法 3節 介護現場の関係者の動向 4節 厚生省の動向、シルバーサービスの容認と規制としての資格制度創設 5節 社会福祉関係諸団体の動向 6節 隣接職種による資格創設に反対する動向 7節 制度創設ありき、置き去りにされた専門性の議論 8節 本章のまとめ |
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第3章 介護職の専門性とは何か |
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1節 課題の設定 2節 分析方法 3節 社会福祉分野における専門性の概念整理 4節 介護職の専門性に関する先行研究の整理 5節 介護職の専門性とは何か(先行研究の議論の到達点) 6節 介護労働の特性 |
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第4章 介護職の資格制度 |
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1節 介護職員養成制度の概要 2節 国家資格としての介護福祉士の位置づけと現状 3節 認定介護福祉士制度 4節 介護職の職能団体の状況 5節 本章のまとめ |
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第5章 介護職の権限 |
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1節 資格法にみる介護職と看護職の同質性 2節 社会保障・社会福祉制度の枠組みから見た業務範囲の違い 3節 資格制度のあり方と介護保険制度による影響 4節 医療的ケアの導入にみる介護職の権限 5節 共通基礎課程の考え方の導入と地域包括ケアシステムの影響 6節 本章のまとめ |
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第6章 労働条件と労働内容の変容 |
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1節 定着性の低さとその要因 2節 非正規職員に関する諸問題 3節 賃金の状況 4節 生産性の向上と介護サービスの標準化の動き 5節 本章のまとめ |
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終章 結論と課題 |
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1節 人材確保政策における量的確保とコスト性の優先 2節 専門性の議論が置き去りにされた介護福祉士資格創設 3節 介護職の専門性と労働特性 4節 資格制度・権限・労働条件と労働内容の検討 5節 残された課題 |