タイトルコード |
1000101057593 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「豊かさ」の農本主義 |
書名ヨミ |
ユタカサ ノ ノウホン シュギ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大石 和男/著
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著者名ヨミ |
オオイシ カズオ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
人文書院
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-409-03121-6 |
ISBN |
4-409-03121-6 |
数量 |
359p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
612.1
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件名 |
農本主義
日本-農業
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注記 |
文献:p328〜352 |
内容紹介 |
農がもたらす新しい価値とは? 戦前のファシズム思想の温床とされた「農本主義」をみなおし、戦後の農業の思想と実践を追って、新たに位置づける。また、ジェンダー思想、市民運動など多様な農業の姿と思想も明らかにする。 |
著者紹介 |
広島県出身。京都大学大学院農学研究科博士後期課程指導認定。博士(農学・京都大学)。文化庁文化財調査官(食文化部門)。 |
目次タイトル |
序章 農本主義概念のパラダイム転換 |
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一 敢えて農本主義に目を向ける 二 「豊かさ」を模索する時代 三 理念と実践のズレ 四 研究の課題 |
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一章 農本主義概念の射程 |
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一 はじめに 二 農本主義の史的展開と農本主義者 三 「ファシズム」と農本主義 四 定義検討型の研究 五 思想領域探索型の研究 六 視点設定型の研究 七 おわりに |
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二章 農本思想の戦後史 |
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一 はじめに 二 「農本主義」論 三 「有機農業」 四 「自給」 五 「百姓」 六 農的「コミューン」 七 農村女性の「ネットワーク」 八 その他 九 おわりに |
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三章 藤本敏夫の「自給」思想 |
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一 「自給」と自給自足 二 「自給」研究が抱える課題 三 藤本敏夫について 四 近代に対する省察 五 有機農業との出会い 六 「自給」農場での試み 七 「自給」から「自給ごっこ」へ 八 「理念距離」による「自給」の再構想 |
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四章 自給にみる理念と実践の相克 |
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一 はじめに 二 「たまごの会」の実践展開 三 明峯哲夫の「やぼ耕作団」 四 岡田米雄の「自給」農場構想 五 高松修の思想と実践 六 八郷への移住者 七 「自給」の構想力 |
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五章 「ネットワーク」に惹かれた農村女性 |
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一 はじめに 二 戦後農村女性史の転換点 三 農村女性の目指す変革 四 「ネットワーク」を通じた成長 五 プログラムはエンパワーメント 六 見えてきた社会の変革 七 エンパワーメントからオルタナティブへ |
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六章 理念像としての「百姓」 |
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一 アンビバレントな「百姓」 二 人の成長を捉える 三 農家子弟の進路動向 四 環境との交渉にみる価値観の交錯 五 農業への自己同一化 六 「百姓」の自己規律 |
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七章 宇根豊による「減農薬」から「農本主義」への思想展開 |
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一 はじめに 二 先行研究の硬直性 三 農法比較の分析モデル 四 宇根豊について 五 「減農薬」の思想と実践 六 宇根思想の特質 七 「農本主義」と「有機農業」の違い |
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終章 成熟社会における農へのまなざし |
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一 成熟社会期の農本思想の特質 二 農を通じた「豊かさ」の模索 三 伝統と創造 四 「農本主義」と農本主義の今後 五 農本思想の新たな芽 |