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書誌情報サマリ

書名

精神分析以前 

著者名 生方 智子/著
著者名ヨミ ウブカタ トモコ
出版者 翰林書房
出版年月 2009.11


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般書庫91026/1156/2102302240一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000002034767
書誌種別 図書
書名 精神分析以前 
書名ヨミ セイシン ブンセキ イゼン
無意識の日本近代文学
言語区分 日本語
著者名 生方 智子/著
著者名ヨミ ウブカタ トモコ
出版地 東京
出版者 翰林書房
出版年月 2009.11
本体価格 ¥3800
ISBN 978-4-87737-286-6
ISBN 4-87737-286-6
数量 310p
大きさ 22cm
分類記号 910.26
件名 日本文学-歴史-近代
注記 文献:p294~300
内容紹介 漱石や鷗外の作品が発表され、近代小説の形式が準備された時期とみなされる明治40年代の文学作品を中心に、小説というジャンルが無意識を備えた人間を描くための技術論・方法論的な探求を行っていたことを考察する。
著者紹介 1967年東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。日本近代文学専攻。立正大学専任講師。



内容細目

No. 内容タイトル 内容著者1 内容著者2 内容著者3 内容著者4
1 はじめに 精神分析以前に向かって
2 1 無意識という領域
3 2 近代的自我の問題
4 3 本書の構成
5 第一部 まなざしの固有性
6 第一章 『はやり唄』描写の欲望
7 1 「生命現象」の認識論
8 2 <見ること>をめぐるメタファーの抗争
9 3 『はやり唄』の視点構造
10 4 表象される身体
11 5 視線の二重構図
12 6 描写の欲望
13 第二章 「文章世界」 特集「写生と写生文」と田山花袋の描写への試み
14 1 心理描写という争点
15 2 特集「写生と写生文」の意義
16 3 『重右衛門の最後』の心理描写
17 4 『蒲団』における観察の技法
18 第三章 「ホトゝギス」の「写生」実践における視点のテクノロジー
19 1 「ホトゝギス」の転機
20 2 「写生」における視点
21 3 子規という視点
22 4 脱-中心化される視点
23 第四章 寺田寅彦の「小説」におけるプロットの方法
24 1 新しい「小説」へ
25 2 「記憶」とプロット
26 3 想起する主体
27 第二部 構成される無意識
28 第五章 『草枕』<運動>の表象
29 1 読み込まれる無意識
30 2 『ラオコーン』という問題
31 3 <運動>の表象
32 4 <無意識を知る者>のジェンダー
33 第六章 『蒲団』セクシュアリティをめぐる語り
34 1 <眼>の再現
35 2 「女学生」への欲望
36 3 プロットと因果関係
37 4 欲望のパラダイム
38 5 <心>の問題領域
39 第七章 『ヰタ・セクスアリス』男色の問題系
40 1 「性欲」という概念
41 2 語りの枠組み
42 3 男色の表象体系
43 4 三角同盟という仕掛け
44 5 男色をめぐる語り
45 第八章 『三四郎』『青年』表象する<青年>たち
46 1 <青年>への注目
47 2 男たちの差異-『三四郎』
48 3 表象への欲望-『青年』
49 4 無意識という領域-オットー・ワイニンガー『性と性恪』
50 第三部 融解するアイデンティティと犯罪小説
51 第九章 夏目漱石「写生文」と志賀直哉『濁つた頭』<狂気の一人称>という語り
52 1 「写生」の射程圏
53 2 夏目漱石「写生文」とモーパッサン『狂気』
54 3 『濁つた頭』の語りと構成
55 4 <狂気>と<性欲>の切断面
56 第十章 『それから』「遊民」の共同性
57 1 浮上する「遊民」
58 2 <働かない男>の批評性
59 3 傷ついたホモソーシャル共同体
60 4 退化の論理
61 5 「神経」から無意識へ
62 6 葛藤するジェンダー
63 7 ロマンティック・ラブの彼方へ
64 8 新たな存在の様態へ
65 第十一章 『行人』歇私的里者のディスクール
66 1 構成への意識
67 2 死角を備えた一人称の語り
68 3 精神分析的構成
69 第十二章 『二人の芸術家の話』「天才」という存在
70 1 「新探偵小説」の登場
71 2 告白される「秘密」
72 3 観察される「秘密」
73 4 <深層>へ向かって
74 5 『ウィリアム・ウィルソン』の解釈枠組み
75 6 ロンブリーゾ『天才論』
76 7 夏目漱石『文学論』
77 8 辻潤『天才論』
78 9 『二人の芸術家の話』
79 第十三章 『指紋』<謎解き>の枠組み
80 1 大正期の「探偵小説」
81 2 指紋探索者としての「探偵」
82 3 「ウヰリアム・ウヰルスン」という存在
83 4 <機械の眼>への欲望

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2009
2009
910.26
日本文学-歴史-近代
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