タイトルコード |
1000100378962 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
記念植樹と日本近代 |
書名ヨミ |
キネン ショクジュ ト ニホン キンダイ |
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林学者本多静六の思想と事績 |
叢書名 |
日文研叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
岡本 貴久子/著
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著者名ヨミ |
オカモト キクコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
思文閣出版
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出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-7842-1843-1 |
ISBN |
4-7842-1843-1 |
数量 |
6,543,13p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
653.021
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件名 |
造林-歴史
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個人件名 |
本多 静六 |
内容紹介 |
近代日本で行われた「記念植樹」。時代背景と照合しながら、活動の主導的立場にあった林学者・本多静六に注目し、彼の生家の富士山信仰・不二道の思想的影響も視野に入れながら、近代国家形成のあゆみに記念植樹を位置づける。 |
著者紹介 |
総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。博士(学術)。国際日本文化研究センター共同研究員。所属学会は文化資源学会、美術史学会、生き物文化誌学会。 |
目次タイトル |
序章 |
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一 なぜ記念植樹か 二 研究の現状 三 本書の構成 |
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第Ⅰ部 「記念植樹」とはなにか |
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第一章 記念植樹の形態 |
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第一節 「記念」に樹を植えるという行為 第二節 記念植樹の形態 |
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第二章 記念植樹をめぐる歴史的諸相 |
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第一節 前近代と近代をむすぶ記念樹の文化史 第二節 古典からよむ記念植樹 第三節 霊木信仰と神仏習合 小括 語り継がれる「いのち」の記念樹 |
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第Ⅱ部 林学者本多静六の思想 |
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第一章 不二道の歴史と思想 |
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第一節 折原家の由緒と「不二道」 第二節 近世富士山信仰史とその思想 第三節 小谷三志の不二道の思想 第四節 近代社会への移行期における不二道の変遷 第五節 不二道孝心講のあゆみ 小括 本多静六と不二道 |
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第二章 本多静六と明治の林学・林政 |
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第一節 東京山林学校と明治の林政 第二節 ドイツにおける林学と自然思想 第三節 本多の西洋思想の受容と展開 第四節 ドクトル本多静六の誕生 小括 本多静六の思想形成とその展開 |
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第三章 本多造林学における記念植樹の理念と方法 |
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第一節 諸外国における樹木に関する本多の見聞 第二節 記念植樹の空間と思想 第三節 樹種選択と日本の風土 第四節 『植樹デーと植樹の功徳』にみる本多の人生哲学 第五節 記念植樹の広がり 小括 本多静六の記念植樹の特徴 |
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第Ⅲ部 「記念植樹」の近代日本 |
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第一章 学校教育と記念植樹 |
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第一節 米国における学校樹栽活動の展開 第二節 明治期における学校樹栽の普及と展開 第三節 本多静六『學校樹栽造林法』にみる理念と方法 第四節 本多の造林学における学校樹栽の要素 第五節 明治日本でなぜ学校樹栽が栄えたか 小括 明治期の学校樹栽に見る形と心 |
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第二章 御聖徳と記念植樹 |
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第一節 御聖徳記念と明治神宮 第二節 明治神宮造営における葬場殿址の記念樹 第三節 御聖徳記念と即位の御大典記念 第四節 南方熊楠の批判 第五節 明治神宮の森づくり 小括 明治神宮の森と不二道孝心講の記憶 |
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第三章 平和と記念植樹 |
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第一節 帝国森林会の発足 第二節 帝国森林会の歴史と本多静六の位置 第三節 平和記念植樹の理念と方法 第四節 帝国森林会における記念林の運営 第五節 平和記念東京博覧会と帝国森林会の記念樹 小括 平和と記念植樹 |
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第四章 帝都復興と都市美運動 |
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第一節 関東大震災と帝都復興 第二節 都市美運動の成立とその背景 第三節 日本の都市美協会の活動とその展開 第四節 東京の都市美運動における「植樹デー」 小括 「土着化」した都市美運動 |
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第五章 「大記念植樹」の時代 |
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第一節 皇紀二六〇〇年記念事業における植樹活動 第二節 「大多摩川愛桜会」の記念植樹 第三節 桜の多摩川づくり 第四節 国際親善と記念植樹 第五節 日本の戦時統制下における記念植樹 第六節 忠霊と記念植樹 |
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終章 記念植樹と日本人 |
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一 記念植樹の心と形 二 山の信仰と本多静六の記念植樹 三 近代日本における記念植樹の系譜 四 「荒れた国土に緑の晴れ着」 |