タイトルコード |
1000100485181 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
室生犀星における中国文化の受容と「宗教的感覚」 |
書名ヨミ |
ムロウ サイセイ ニ オケル チュウゴク ブンカ ノ ジュヨウ ト シュウキョウテキ カンカク |
叢書名 |
「一帯一路沿線国家語言文化研究」叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
劉 金挙/著
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著者名ヨミ |
リュウ キンキョ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
龍書房
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出版年月 |
2016.12 |
本体価格 |
¥2315 |
ISBN |
978-4-906991-70-9 |
ISBN |
4-906991-70-9 |
数量 |
216p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
910.268
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個人件名 |
室生 犀星 |
内容紹介 |
独自の文芸世界を築き上げ、日本近代文学史に不動の地位を獲得した室生犀星。中国における犀星研究の先鞭をつけた著者が、犀星作品に内在・外在する中国文化と「宗教的感覚」の影響を探る。『室生犀星研究』掲載等を加筆。 |
目次タイトル |
第一章 犀星における中国文化の受容 |
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一、犀星文学における外国作家の影響 二、犀星における中国文化の影響の受け方 三、犀星作品に見る中国文化の影響とその受容 おわりに |
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第二章 犀星における「宗教的感覚」及びその意義 |
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第一節 犀星における「仏教的感覚」及びその影響 一、犀星の「宗教的感覚」の由来と日常生活における表れ 二、「仏教的感覚」に求める救い 三、「仏教的感覚」に追求した家庭的・人間的温かみ 第二節 犀星における「キリスト教的感覚」及びその意義 一、犀星におけるキリスト教とヒューマニズムの受容 二、犀星作品に見る「キリスト教的感覚」 おわりに |
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第三章 犀星の世界に果たした「庭」の働きとその意義 |
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一、東洋庭園を通じての精神的追求と犀星における受容 二、犀星の作庭・庭巡りと「庭随筆」に見る庭の働き 三、「庭俳句」に見る犀星の心境変化 四、「庭詩」に見る「庭」の働きとその意義 五、「庭小説」に見る庭の働きとその意義 おわりに |
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第四章 犀星における「魚」の象徴的意義とその働き |
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一、犀星に魚をコンプレックス脱出努力の形象にならしめた原因 二、第一の沈滞期の作品における「魚もの」に見るコンプレックス脱出努力 三、「魚になった興義」に託された犀星の向上意欲 四、向上意欲に燃え続けるその後の「魚もの」 おわりに |
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第五章 犀星における「蟬」の象徴的意義とその働き |
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一、犀星における蟬文化の受容 二、犀星文学における蟬のイメージ おわりに |
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第六章 犀星における「杏」の象徴的意義とその働き |
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一、洋の東西における杏のイメージと犀星における受容 二、犀星文学における「杏」とそのイメージ おわりに |
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第七章 犀星における「緑」と「木」の象徴的意義とその働き |
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一、宗教における「木」のイメージとその意義 二、破滅的運命を自覚しながら堅持していた王と犀星 三、犀星におけるほかの「緑」と「木」関連の作品 四、同時代の雑誌や文芸作品に頻出した「木」のイメージ おわりに |
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第八章 犀星における「蛇」の象徴的意義とその働き |
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一、宗教的立場から見る蛇の意義と犀星における受容 二、犀星の蛇への愛着 三、犀星文芸における「蛇」のイメージ おわりに |
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第九章 中国大陸における犀星文学の紹介と研究 |
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一、犀星の生涯と文芸世界についての紹介 二、詩に見られる犀星像 三、小説家として研究されている犀星 四、「造園の人」として紹介されている犀星 五、学位論文に取り上げられた犀星研究 おわりに |