テーマ
丸谷才一と書評文化 ~本好きから本好きへ~
平成24年10月13日に逝去された丸谷才一氏は、日本の書評文化の発展に寄与したことでも知られています。
氏は、日本の書評はこれに始まったとされる「週刊朝日」での書評欄「週刊図書館」の委員を皮切りに、わが国の代表的雑誌でありながら長らく書評欄のなかった「文藝春秋」にて、昭和52年から木村尚三郎、山崎正和との「鼎談書評」を開始、平成4年には毎日新聞の書評欄を「今週の本棚」として刷新、長く顧問として編集に関わるなど、書評文化を高めるための多大な貢献をしています。
本展示では、丸谷才一の書評に関する資料を展示し、その足跡をたどります。「本好きから本好き」への手紙ともいえる書評を通じ、新たな1冊に出会えることを願っています。
期間
平成25年1月5日(土)~2月14日(木)
場所
千葉県立中央図書館 受付前 展示コーナー
問い合わせ
千葉県立中央図書館
千葉市中央区市場町11-1 TEL 043-222-0116