千葉県立図書館では、世の中で話題になっているニュース等について、考えるためのヒントを得られるような資料情報を紹介するために「図書館から世界(ニュース)が見える」を発行しています。
今回は、「デフリンピック」をテーマに資料を紹介します。
デフリンピックとは、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催する、デフアスリート(耳がきこえない・きこえにくいアスリート)を対象としたスポーツ大会です。4年毎に夏季大会と冬季大会がそれぞれ開催されます。
選手同士が耳のきこえない立場で公平にプレーするという観点から、競技会場内では練習、試合を問わず補聴器等の装用が禁止されています。その代わり、国際手話のほか、スタートランプや旗などを使った視覚による選手への情報保障が行われることが特徴です。
第1回は1924年夏にフランスのパリで開催されました。第1回の開催から100周年を迎える2025年大会は、日本初の開催地となる東京で、11月15日から26日の12日間にわたり21の競技が実施されます。本紙ではデフリンピックについて知るために役立つ資料を紹介します。

