タイトルコード |
1000100046384 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
神社・学校・植民地 |
書名ヨミ |
ジンジャ ガッコウ ショクミンチ |
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逆機能する朝鮮支配 |
叢書名 |
プリミエ・コレクション
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叢書番号 |
31 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
樋浦 郷子/著
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著者名ヨミ |
ヒウラ サトコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-87698-271-4 |
ISBN |
4-87698-271-4 |
数量 |
8,372p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
372.21
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件名 |
朝鮮-教育
植民地教育
国体
宗教教育
神道
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注記 |
文献:p357〜369 |
内容紹介 |
植民地朝鮮で進められた神道国教化。だが神社と学校が相互に寄り掛かりながら、あの手この手と工夫すればするほど、現地社会との乖離は進んでいった。神社・学校・植民地という権力空間が帰結したパラドクスを鮮やかに描く。 |
著者紹介 |
1973年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。帝京大学講師。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一節 「魔法の杖」と「神秘」 第二節 「皇民化政策」で概括できない重層的な教育の実態 第三節 植民地研究・教育史研究の問題群と本書の視角 第四節 朝鮮の学校・神社制度 第五節 本書の構成 |
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第一章 神社参拝の回路を拓く |
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第一節 朝鮮神宮による修身教科書配布の開始 第二節 勧学祭への改称と御礼参拝 第三節 行事の展開 章括 |
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第二章 信仰へと引き込む |
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第一節 「神社非宗教」論と大祓式 第二節 生徒から児童へ 第三節 日本内地の大祓式復興キャンペーンと朝鮮神宮 章括 |
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第三章 授業日も日参させる |
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第一節 夏季早朝参拝開始までのとりくみ 第二節 朝鮮神宮への参拝者の内実 第三節 一九三七年以降の参拝者 第四節 地域社会への拡大とその背景 章括 |
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第四章 地域で神社を維持管理させる |
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第一節 神祠の記憶と行政当局による学校への期待 第二節 神祠設置の根拠法令と設置数の推移 第三節 神祠設立を申請した代表者と実際の管理者 第四節 「一面一祠」政策の実施過程 章括 |
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第五章 学校内に神社を創る |
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第一節 朝鮮での神宮大麻頒布 第二節 朝鮮の「御真影」とそれをめぐる混乱 第三節 一九三八年以後の儀礼空間 章括 |
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補論 神職会会報というメディア |
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結章 |
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第一節 「神道を奉ずる朝鮮」を目指した彼らは、なぜ児童に依存したのか 第二節 神社・学校の相互依存と支配構造の瓦解 第三節 絶え間ない要求、果てない苛立ち 第四節 無限定的な「神秘」の諸権力の様相 第五節 神社参拝を学校との関係から見る 第六節 残された課題 |