タイトルコード |
1000100090369 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世鎌倉の都市構造と竪穴建物 |
書名ヨミ |
チュウセイ カマクラ ノ トシ コウゾウ ト タテアナ タテモノ |
叢書名 |
ものが語る歴史
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叢書番号 |
29 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鈴木 弘太/著
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著者名ヨミ |
スズキ コウタ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
同成社
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出版年月 |
2013.8 |
本体価格 |
¥3900 |
ISBN |
978-4-88621-643-4 |
ISBN |
4-88621-643-4 |
数量 |
5,185p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
213.7
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件名 |
遺跡・遺物-鎌倉市
倉庫
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注記 |
文献:p173〜181 |
内容紹介 |
鎌倉で500棟以上が発見されている竪穴建物。オーソドックスな考古学の手法をもちいて竪穴建物の基礎研究を行い、中世都市鎌倉において竪穴建物が果たした役割や、与えた影響を考察する。竪穴建物研究の展望も述べる。 |
著者紹介 |
1980年生まれ。鶴見大学大学院文学研究科文化財学専攻博士後期課程修了。博士(文化財学)。一関市教育委員会学芸員。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 中世鎌倉の歴史研究と本書の目的 第2節 竪穴建物の定義と本書の検討範囲 第3節 列島の竪穴建物と本書の課題 |
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第Ⅰ部 鎌倉の竪穴建物の基礎研究 |
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第1章 鎌倉の竪穴建物について構造的分類と特徴 |
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第1節 これまでの分類研究 第2節 構造的分類 第3節 鎌倉の竪穴建物の分類比率 第4節 竪穴式土台建物 第5節 木組構造と掘立柱構造の竪穴建物 |
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第2章 竪穴建物の分布と年代 |
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第1節 竪穴建物の分布 第2節 年代推定の方法論と検討資料 第3節 竪穴建物の消長 第4節 近年発見された竪穴建物 第5節 竪穴建物の空間的展開 |
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第3章 石材利用と竪穴建物 |
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第1節 鎌倉で使用される石材 第2節 鎌倉石を利用する竪穴建物 第3節 鎌倉石を利用する構造物 第4節 石材利用と資本投下 |
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第4章 竪穴建物は倉庫か |
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第1節 住居説と倉庫説 第2節 小町一丁目333番2地点の成果 第3節 小町一丁目325番イ外地点の成果 第4節 小町大路に面する「倉町」 第5節 物流ターミナルとしての竪穴建物 |
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第Ⅱ部 中世鎌倉の都市空間と竪穴建物 |
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第1章 鎌倉の初期地形と都市領域 |
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第1節 都市計画論と都市構造論と地形復原論 第2節 鎌倉時代初期の地形を復原する 第3節 鎌倉初期遺物の出土分布 第4節 地形と空間認識 第5節 鎌倉時代中後期における都市の広がり 第6節 拡大する都市の領域 |
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第2章 浜の倉 |
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第1節 浜の呼称 第2節 鎌倉時代中期の浜地 第3節 鎌倉時代後期の浜地 第4節 変容する鎌倉の浜地 |
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第3章 町の倉 |
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第1節 倉町の屋地 第2節 今小路西遺跡で発見された武家屋敷 第3節 鎌倉の宿所 第4節 被官の屋敷 第5節 倉町と武家屋敷地の共通性 |
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第4章 倉の所有と管理の実態 |
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第1節 問題の所在 第2節 倉町の支配者 第3節 浜地の倉の管理と所有 第4節 武家屋敷の倉 第5節 代官の倉 第6節 倉の所有と管理の実態 |
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第Ⅲ部 竪穴建物研究の課題と展望 |
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第1章 鎌倉の竪穴建物の系譜 |
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第1節 問題の所在 第2節 鎌倉に持ち込まれた掘立柱構造の竪穴建物 第3節 木組構造はどこから持ち込まれたか 第4節 東アジア的視点と竪穴建物研究 |
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第2章 倉に納められたもの |
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第1節 大陸から運ばれる唐物 第2節 国産陶器 第3節 全国から集積する年貢 第4節 竪穴建物と都市の集積物 |
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終章 |