タイトルコード |
1000100101462 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
介入するアメリカ |
書名ヨミ |
カイニュウ スル アメリカ |
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理念国家の世界観 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中山 俊宏/著
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著者名ヨミ |
ナカヤマ トシヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2013.9 |
本体価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-326-35165-7 |
ISBN |
4-326-35165-7 |
数量 |
14,264,35p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
319.53
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件名 |
アメリカ合衆国-対外関係
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内容紹介 |
「自らの姿に似せて他国を作り変えようとする衝動」に基づき、さまざまな地域に介入する国家、アメリカ。その冷戦後の外交を分析し、衝動の輪郭を浮き彫りにする。 |
著者紹介 |
1967年生まれ。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程修了。同大学国際政治経済学部教授。日本国際問題研究所客員研究員。著書に「アメリカン・イデオロギー」など。 |
目次タイトル |
第Ⅰ部 介入と孤立のはざまで |
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第1章 アメリカの理念外交とコソヴォ戦争 |
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はじめに 1 「コソヴォ戦争」の意味 2 コソヴォ危機への介入 3 「エスニック・クレンジング」という言説 むすび |
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第2章 リベラル・ホークとは何か |
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はじめに 1 道徳的言説の復権 2 価値の戦争 3 新しい介入論とアメリカの役割 4 性急な決断 むすび |
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第3章 アメリカにおける国連不信と保守派の言説 |
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はじめに 1 国連の設立 2 理念国家アメリカの例外性 3 保守主義の台頭 むすび |
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第Ⅱ部 ブッシュ外交の波紋 |
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第4章 アメリカの覇権的正義と米欧対立 |
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はじめに 1 米欧間の亀裂の深度 2 「新世界」からのメッセージ 3 「正義なき秩序」からの脱却 むすび |
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第5章 イラク戦争の脱争点化とブッシュ政権の言説戦略 |
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はじめに 1 イラク戦争への不信感と二〇〇六年中間選挙 2 第一一〇議会とイラクへの増派 3 イラク戦争の「ペトレイアス化」 4 「イラク・シンドローム」と厭戦気分 むすび |
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第6章 リベラルな帝国是認論 |
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はじめに 1 アメリカという帝国の軽さ 2 介入する責務 3 奇妙な連合 4 リベラルな帝国論者の挫折 むすび |
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第7章 中国を見るアメリカの視線 |
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はじめに 1 九・一一テロ攻撃後の国際情勢認識と中国 2 対中イメージの変遷 3 冷戦後の対中イメージ むすび |
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第Ⅲ部 オバマ外交の射程 |
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第8章 「アメリカ後の世界」におけるアメリカ外交 |
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はじめに 1 九・一一テロ攻撃の衝撃 2 オバマ外交とブッシュ・ドクトリン2・0 3 新しい関与の時代 4 世界観外交の行方 むすび |
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第9章 「台頭する中国」をアメリカはどのように対象化しているか |
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はじめに 1 アメリカ人の自己イメージ 2 新たな「対中観」の形成 3 対中世論の新しいうねりと対中政策 むすび |
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第10章 変わる世界とアメリカの東アジア外交 |
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はじめに 1 「アメリカ後の世界」におけるアメリカの東アジア外交 2 対北朝鮮政策における継続と変化 むすび |
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終章 「アメリカの衰退」と日米関係 |
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はじめに 1 日米関係を変容させる諸要因 2 アメリカの自己意識と日米関係 3 中国をどのように対象化するか むすび |