タイトルコード |
1000100259892 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
『ロシア原初年代記』を読む |
書名ヨミ |
ロシア ゲンショ ネンダイキ オ ヨム |
|
キエフ・ルーシとヨーロッパ、あるいは「ロシアとヨーロッパ」についての覚書 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
栗生沢 猛夫/著
|
著者名ヨミ |
クリウザワ タケオ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
成文社
|
出版年月 |
2015.2 |
本体価格 |
¥16000 |
ISBN |
978-4-86520-011-9 |
ISBN |
4-86520-011-9 |
数量 |
1054p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
238.03
|
件名 |
ロシア-歴史
|
注記 |
文献:p958〜1002 |
内容紹介 |
ロシアの最初期の歴史を検証。キエフ・ルーシの歴史を西方ヨーロッパとの関係(東西の道)に重点をおいて見直し、キエフ・ルーシが、それ自体形成途上にあるヨーロッパの一員として、その歴史的歩みを始めたことを示す。 |
目次タイトル |
第一章 キエフ・ルーシという国 |
|
第二章 初期ロシア史に関する史料と「ルーシ」 |
|
1 『ロシア原初年代記』あるいは『過ぎし年月の物語』について 2 ヨーロッパ史料における「ルーシ」 補論1 ルーシ諸公の称号「カガン」と「クニャージ(公)」について 補論2 「ヴァリャーギ招致伝説(物語)」について |
|
第三章 「ルーシの洗礼」以前のキリスト教(1) |
|
1 聖アンデレ伝説および初期の諸情報 2 キュリロス-メトーディオスとルーシ |
|
第四章 「ドイツからハザールへの道」上のルーシ |
|
1 ルーシと西方諸地域-『原初年代記』における「チェヒ」、「リャヒ」 2 「ドイツからハザールへの道」 |
|
第五章 オリガの洗礼-「ルーシの洗礼」以前のキリスト教(2) |
|
1 摂政オリガ 2 オリガの洗礼 3 オリガとスヴャトスラフ |
|
第六章 ヤロポルク・スヴャトスラヴィチ公(九七二-九七八年) |
|
第七章 ウラジーミル・スヴャトスラヴィチ公と「ルーシの洗礼」 |
|
1 キエフへの道 2 治世初期のルーシと国際環境(九七〇年代末-九八○年代) 3 「ルーシの洗礼」 |
|
第八章 「呪われた」スヴャトポルクとヤロスラフ「賢公」-大公位継承争いと「ボリス・グレープ」崇拝の成立 |
|
1 ウラジーミル没後の状況 2 ボリス・グレープ崇拝の成立 |
|
第九章 「賢公」ヤロスラフ・ウラジーミロヴィチ |
|
1 ヤロスラフによる単独支配の樹立 2 ヤロスラフ「賢公」 補論1 ビザンツ・ルーシ関係をどうみるか-ルーシ「従属国家」論について、またロシアに対するビザンツの影響の問題をめぐって 補論2 初期ルーシにおける記述文化の普及をめぐる問題 |
|
第十章 ルーシと西方諸国 |
|
1 ルーシとスカンディナヴィア 2 ヤロスラフと西方諸国-ヤロスラフの「婚姻政策」と外交 3 ヤロスラフ後の事例-ドイツ皇帝ハインリヒ四世とキエフ大公フセヴォロド・ヤロスラヴィチの娘エウプラクシヤとの結婚 補遺 キエフ・ルーシ諸公家の外国諸家門との姻戚関係(表と解説) |
|
第十一章 ヤロスラフ後のルーシ |
|
1 ヤロスラフの「遺言」と子らの世代 2 ヤロスラフの孫の世代-リューベチ諸公会議(一〇九七年)とその後 3 ウラジーミル・モノマフの時代 補論 ヤロスラフの「遺言」の歴史的意義-「共同領有制」および「年長制」の問題をめぐって |
|
第十二章 一〇五四年と一二〇四年-離間するルーシと西方世界 |
|
1 東西両教会の分立とルーシ 2 十字軍とルーシ 3 ルーシからの「聖地」巡礼とその終焉 |