タイトルコード |
1000100272992 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
長生炭鉱水没事故をめぐる記憶実践 |
書名ヨミ |
チョウセイ タンコウ スイボツ ジコ オ メグル キオク ジッセン |
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日韓市民の試みから |
叢書名 |
比較社会文化叢書
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叢書番号 |
Vol.34 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
大和 裕美子/著
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著者名ヨミ |
ヤマト ユミコ |
出版地 |
福岡 |
出版者 |
花書院
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥2315 |
ISBN |
978-4-86561-005-5 |
ISBN |
4-86561-005-5 |
数量 |
180p 図版10p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
567.9
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件名 |
鉱山災害
鉱山労働
朝鮮人(日本在留)
記念碑
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注記 |
文献:p172〜177 |
内容紹介 |
1942年に起きた山口県長生炭鉱水没事故を巡る記憶の構図を描き出しながら、事故の追悼碑建立を長年模索してきた市民団体への参与観察を通じて、植民地支配を「謝罪」「反省」の歴史として記憶しようとする動きを分析する。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 本書の目的 2 先行研究における本書の位置づけと特色 3 構成 |
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第1章 「殉難者」への「感謝」の記憶 |
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1 長生炭鉱水没事故の発生と「名誉の戦死」 2 「礎」論としての記憶 3 小括 |
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第2章 植民地支配の「謝罪」と「反省」の記憶として |
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1 植民地支配の枠組みの中で 2 「刻む会」の運動 3 小括 |
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第3章 「忘却」された水没事故 |
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1 「韓国遺族会」遺族の水没事故の記憶 2 長生炭鉱水没事故の「忘却」 3 小括 |
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第4章 水没事故の公的記憶とそれへの抵抗 |
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1 「感謝」の記憶と「謝罪」の記憶の衝突 2 長生炭鉱水没事故の公的記憶 3 ピーヤ説明板設置をめぐるやりとり 4 小括 |
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第5章 「刻む会」の運動 |
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1 「刻む会」の運動と活動資金 2 非組織化と運動の長期化 3 運動継続の要因と成果 4 小括 |
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第6章 「刻む会」運動の動機と原動力 |
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1 「刻む会」メンバーへのインタビュー 2 運動の原動力 小括 |
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第7章 「長生炭鉱水没事故犠牲者追悼碑」建立運動 |
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1 追悼碑形状をめぐる議論 2 追悼碑建立運動の開始 3 追悼碑の「完成」 4 小括 |
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終章 |
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1 本書の要約 2 「刻む会」の今後 3 本書の意義 |