タイトルコード |
1000100394653 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本近世貨幣史の研究 |
書名ヨミ |
ニホン キンセイ カヘイシ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
安国 良一/著
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著者名ヨミ |
ヤスクニ リョウイチ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
思文閣出版
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出版年月 |
2016.5 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-7842-1848-6 |
ISBN |
4-7842-1848-6 |
数量 |
6,306,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
337.21
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件名 |
貨幣-日本
日本-歴史-近世
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内容紹介 |
多種類の貨幣が流通した日本の近世。複雑さのいっぽう、近世の権力は貨幣を統一し整った貨幣制度を確立したとも認識されている。一見矛盾する日本近世における貨幣の特質を明らかにする。 |
著者紹介 |
1953年神戸市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。住友史料館副館長。 |
目次タイトル |
序章 課題と方法 |
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本書の課題 通貨への関心と貨幣史研究の動向 研究史にみる貨幣観 本書の研究視角 本書の構成 |
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第一部 貨幣の統合と多様性 |
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第一章 三貨制度の成立 |
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一 三貨制度とは何か 二 儀礼的貨幣の系譜と定着 三 通貨の整備過程 四 武家の国家の貨幣体系 |
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第二章 貨幣の地域性と近世的統合 |
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はじめに 一 幕府の貨幣と領国の金銀 二 京銭=鐚銭による銭貨統合 三 銅銭輸出とその停止 四 新銭鋳造計画 五 寛永通宝の発行と流通 おわりに |
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第三章 地域からみた近世中後期の通貨事情(一) |
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はじめに 一 一七世紀における鉱山と銀の流通 二 一八世紀以降の貨幣流通の変化 三 札遣いの普及とその特色 四 西播、安志藩銭札の貸付 おわりに |
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第四章 地域からみた近世中後期の通貨事情(二) |
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はじめに 一 東予と別子銅山の流通貨幣 二 銭匁勘定の普及と藩札(銭匁札)の流通状況 三 幕末期の通貨変動とその影響 四 維新期-新たな統合へ- おわりに |
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第二部 貨幣の機能 |
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第五章 金銀貨の機能とその展開 |
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はじめに 一 近世貨幣の特性 二 経済的機能の深化 三 対外関係と貨幣の政治的意味 おわりに |
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第六章 貨幣改鋳と新旧貨引替機構 |
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はじめに 一 組合設立の前段階 二 十五軒組合の成立 三 組合による引替の開始とその実態 おわりに |
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第七章 近世初期の撰銭令と銭貨の機能 |
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はじめに 一 江戸幕府撰銭令の系譜 二 幕府の街道・宿駅整備と撰銭令 三 銭の交通上の機能 四 京銭による銭貨統合の時代 五 寛永通宝の発行事情 おわりに |
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第八章 貨幣の社会的・文化的効用 |
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はじめに 一 儀礼的貨幣の展開 二 身分的な財の流動化 三 都市経済の新展開 四 貨幣からみた都市文化 おわりに |
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第三部 寛永通宝の鋳造と流通 |
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第九章 寛永通宝の第一次鋳造 |
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はじめに 一 新銭鋳造の動き 二 寛永通宝の発行 三 諸大名の対応 四 鋳造停止とその事情 五 寛永飢饉と銭貨流通 おわりに |
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第十章 寛永期の大坂銭座 |
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はじめに 一 大坂における銭座の開設 二 銭座と錫輸入 三 銅輸出解禁への模索と銭座の停止 おわりに |
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第十一章 享保期、大坂難波銭座の鋳銭 |
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はじめに 一 従来の見解と典拠史料 二 通説の問題点 三 『古記録』所収史料による再検討 おわりに |
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第十二章 真鍮四文銭の鋳造と流通 |
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はじめに 一 第一次鋳造高の再検討 二 真鍮四文銭の流通域 おわりに |
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終章 まとめと展望 |
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近世貨幣の特質 近世貨幣の終焉 |