タイトルコード |
1000100494887 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
持続可能な開発目標とは何か |
書名ヨミ |
ジゾク カノウ ナ カイハツ モクヒョウ トワ ナニカ |
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2030年へ向けた変革のアジェンダ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
蟹江 憲史/編著
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著者名ヨミ |
カニエ ノリチカ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2017.3 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-623-07779-3 |
ISBN |
4-623-07779-3 |
数量 |
10,310p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
333.8
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件名 |
持続可能な開発
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内容紹介 |
持続可能な開発目標(SDGs)の概説書。従来型の開発パターンから、サスティナビリティへ向けた変革を促すために必要なことは何か。大きく変わるグローバルガバナンスとその可能性に迫る。 |
著者紹介 |
1969年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。博士(政策・メディア)取得(慶應義塾大学)。同大学大学院政策・メディア研究科教授。東京工業大学大学院社会理工学研究科連携教授。 |
目次タイトル |
序章 持続可能な開発のための2030アジェンダとは何か |
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1 2030年の世界へ向けて 2 持続可能な開発目標(SDGs)とは? 3 持続可能な開発のための2030アジェンダの背景と課題 4 本書の構成 |
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第Ⅰ部 ミレニアム開発目標からSDGsへ |
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第1章 ミレニアム開発目標における経験と反省 |
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1 ミレニアム開発目標ができるまで 2 ミレニアム開発目標の進捗状況と課題 3 ミレニアム開発目標の成功要因と失敗要因 4 MDGsを踏まえた持続可能な開発目標の実施に向けて |
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第2章 環境資源制約下での持続可能性の評価とSDGs |
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1 21世紀の発展のあり方と「新国富」 2 「新国富」による地域の持続可能性の評価 3 資本の価値の推計 4 迫りくる地球システムの限界と資源の価値 5 生物資源の利用と地球の境界(Planetary Boundaries) 6 「新国富」を用いた持続可能性の評価に向けて |
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第Ⅱ部 環境と開発の統合と持続可能な開発目標 |
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第3章 サステイナビリティ指標 |
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1 SDGs達成に向けた取り組みの進捗状況のモニタリング 2 指標の基礎 3 持続可能な開発に係る指標の類型とSDGsの指標 4 グリーン・エコノミーとグリーン成長 5 幸福度とウェルビーイング 6 指標の今後 |
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第4章 「ネクサス」とSDGs |
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1 「ネクサス」の視点に着目する必要性の高まり 2 ネクサスの定義と関連動向 3 水・エネルギー・食料のネクサス 4 SDGsにおけるネクサス 5 ネクサス構造の把握 6 ネクサス構造の発見・把握からネクサス・アプローチによる対策適用まで 7 複雑性への対応と持続可能な開発 |
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第5章 教育におけるSDGs |
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1 SDGsが教育の「量」から「質」への転換を促す背景 2 SDGs達成の実施手段(Means of Implementation:MoI)としてのESD 3 サステイナブルな教育のために 4 良質で公正な教育の実現に向けて |
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第6章 保健衛生問題からみるSDGs |
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1 MDGsにおける保健衛生関連目標の成功と課題 2 SDGsにおける新たな保健衛生問題 3 保健衛生問題における教育の可能性と課題 4 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジへ向けた挑戦 |
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第7章 エネルギーと気候変動 |
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1 持続可能な開発と気候変動 2 気候変動リスクその1 3 気候変動リスクその2 4 2015年9月の国連持続可能な開発目標(SDGs) 5 COP21とパリ協定 6 エネルギー分野におけるイノベーション 7 持続可能性におけるレジリエンスの役割 8 持続可能な開発に向けて |
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第8章 環境と経済発展 |
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1 ミレニアム開発目標とSDGs 2 環境と経済発展 3 ガバナンス,教育および格差がなぜ重要なのか? 4 21世紀型発展へ向けて |
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第Ⅲ部 実施に向けて |
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第9章 21世紀の新グローバル・ガバナンス戦略 |
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1 21世紀の世界におけるグローバル・ガバナンス 2 目標によるガバナンスとは? 3 持続可能な開発目標への文脈 4 SDGsと目標によるガバナンス 5 新たなグローバル・ガバナンスの仕組みとしてのSDGs |
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第10章 国際開発資金動員と国内実施へ向けた課題 |
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1 持続可能な開発目標の実現手段としての資金メカニズム 2 国際開発資金の動員の論理 3 グローバルな開発資金の成果と課題 4 持続可能な開発の具現化に向けた日本国内の資金動員の現状と課題 5 持続可能な開発の実現に向けて日本の国内資金を動員する手法 6 得られた知見 |
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第11章 国連目標の実施 |
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1 SDGs策定過程における実施とステークホルダー 2 過去の教訓 3 進捗を測定するための国別目標・ターゲット 4 マルチステークホルダーの参画 5 マルチステークホルダー目標の落とし込み 6 SDGsの実施手段,協働と連携 7 今後のSDGsの展開 |
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第12章 ボトムアップ・アプローチによるSDGsへの挑戦 |
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1 ボトムアップ・アプローチを考える 2 ボトムアップ・アプローチについて 3 国際開発分野における教訓 4 人々を中心に据えたアプローチ 5 ボトムアップ・アプローチの意義と役割 6 2000年と2015年における社会経済情勢の違い 7 ボトムアップ・アプローチによる事例調査・研究 8 都市内部のコミュニティを対象とした住民参加型ワークショップの設計・開催 9 住民参加型WSからわかったこと 10 具体的な生活様式を理解する 11 SDGs達成に向けた課題 |
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第13章 統合目標形成へ向けて |
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1 なぜ,日本への処方箋が必要か? 2 日本への処方箋 3 処方箋とグローバルな目標との関連 4 今後に向けた期待 |
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終章 21世紀の持続可能なガバナンスとSDGs |