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書誌情報サマリ

書名

革命的知識人の群像 

著者名 木村 政樹/著
著者名ヨミ キムラ マサキ
出版者 青土社
出版年月 2022.2


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架91026/1873/2102980599一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100959493
書誌種別 図書
書名 革命的知識人の群像 
書名ヨミ カクメイテキ チシキジン ノ グンゾウ
近代日本の文芸批評と社会主義
言語区分 日本語
著者名 木村 政樹/著
著者名ヨミ キムラ マサキ
出版地 東京
出版者 青土社
出版年月 2022.2
本体価格 ¥2800
ISBN 978-4-7917-7445-6
ISBN 4-7917-7445-6
数量 346,4p
大きさ 20cm
分類記号 910.26
件名 日本文学-歴史-近代   社会主義-日本   知識階級
内容紹介 ことばで社会を変えられるか? 有島武郎、大杉栄、平出修、堺利彦-。社会主義が厳しく取り締まられた時代に、未来の革命を思想し、論争を重ね、もうひとつの言論空間を織りなした知識人たちの、信念と葛藤を描く。
著者紹介 1986年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。博士(学術)。東海大学文学部日本文学科講師。専門は日本近代文学。
目次タイトル 序章 革命的知識人とことば
1 はじめに 2 革命的批評について 3 丸山真男「近代日本の知識人」を再考する 4 「知識人」関連語群について 5 本書の構成
第Ⅰ部 隠された伝統
第1章 大逆事件前後
1 知識人論としてのロシア文学史-チェーホフの位置 2 文学史との接続-自己歴史化する自然主義 3 「知識階級」のディレンマ-文芸領域と『近代思想』 4 「日本の「智識ある者」」-平出修とロシア文学の読者 5 大逆事件と発禁-平出修と『太陽』の読者
第2章 曖昧な思想の積極性
1 階級論のゆくえ-堺利彦と社会運動出版 2 社会主義者とその知識-『月刊新社会』の登場 3 「面白い地位」-堺利彦の中等階級論 4 「ツナギ」「ボカシ目」-曖昧な文学者たち 5 「面白い傾向」-思想と文学の関係
第Ⅱ部 知識階級の意味
第3章 更新される概念
1 「知識階級」をめぐって-論争の意義 2 批判と応答-堺利彦 3 概念の整理-室伏高信 4 立場と論理-広津和郎
第4章 海を越える革命
1 運動史と有島武郎-アナ・ボル提携という問題 2 アナ・ボルの臨界-有島と吉田一 3 理論を利用する-知識人階級排斥論という文脈 4 「指導者」を利用する-アナ・ボルのなかの有島
第5章 残された課題
1 「語義の曖昧」と「思想の混乱」-階級論の流行 2 もうひとつの宣言-山川均 3 有島の書簡と「無産階級」論-福本和夫 4 「有島武郎」で考える-藤森成吉「犠牲」
第Ⅲ部 文学史の整理
第6章 出版企画と存在証明
1 解釈環境の編制-プロレタリア文学のリテラシー 2 メディア実践と対抗的文学史-『日本プロレタリア作家叢書』 3 《運動史》の論理-状況論的文学史 4 錯綜するふたつの論理-《近代文学史》と《運動史》
第7章 亡霊の棲む書棚
1 文学史としての「「敗北」の文学」-「芥川龍之介」という「遺産」 2 革命の陰画-ロシア文学と芥川 3 「書棚」の組み換え-知の接合とジャーナリズム
第8章 文学研究という橋頭堡
1 研究運動体を歴史化する-『クオタリイ日本文学』 2 文学史生成の場-プロレタリア科学研究所と明治文学談話会 3 宮本顕治の過去と現在-「プテイ・ブルジヨア・インテリゲンツイア」 4 中野重治という主人公-「プロレタリア・インテリゲンツイア」
第9章 社会認識と文学論
1 文学史を再考する-中村光夫という問題 2 「資本主義」と「封建制度」-日本社会認識 3 「封建文学」と「ロマン主義」-「体系」的文学論 4 「講座派」理論との関係-中野重治との論争
第Ⅳ部 反語的な批評
第10章 ロシア文学を読む
1 ロシア文学と知識人論-読書会と批評方法 2 戦時期の世田谷三人組-読書会の回想 3 批評の材源-ルカーチとロシア文学史 4 「小市民文学」の批判的更新-国民文学論 5 「余計者」の客観化-国民文学論と『浮雲』
第11章 概念を縫い合わせる
1 文学史のなかの論争、論争のなかの文学史-論争的文学史 2 小林秀雄と中野重治-文学史のふたつの「中心」 3 中野重治と「民主主義文学」概念-戦後「政治と文学」論争と文学史 4 曖昧、齟齬、辻褄合わせ-概念論という問題提出
第12章 後退戦の軌跡
1 概念の重大な微調整-術語としての文学史 2 「ブルジョア」という登場人物-宮本百合子論と「私小説論」 3 朝鮮戦争と「知識人」-『白樺』派論と「風俗小説論」 4 「統一戦線」と文学史-転向文学論と「頽廃の根源について」 5 後退戦と政治参加-文学史の再構築
終章 革命的知識人の群像



内容細目

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2022
2022
910.26 910.26
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