タイトルコード |
1000101091307 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
科学としての心理学 |
書名ヨミ |
カガク ト シテ ノ シンリガク |
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科学的・統計的推測入門 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
ゾルタン・ディエネス/著
石井 敬子/訳
清河 幸子/訳
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著者名ヨミ |
ゾルタン ディエネス イシイ ケイコ キヨカワ サチコ |
著者名原綴 |
Dienes Zoltán |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新曜社
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出版年月 |
2023.8 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7885-1807-0 |
ISBN |
4-7885-1807-0 |
数量 |
7,267p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
140.7
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件名 |
心理学
数理統計学
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注記 |
原タイトル:Understanding psychology as a science |
注記 |
文献:p257〜262 |
内容紹介 |
有意性検定の誤解とは。統計的推測の前提となるポパー、クーンらの科学哲学の考え方から、仮説検定の問題点と誤解、ベイズ統計、尤度推測の導入まで、各アプローチの特徴と原理がわかるよう、ポイントを押さえて解説する。 |
著者紹介 |
オックスフォード大学で実験心理学の博士号を取得。サセックス大学にて教鞭をとる。仮説検定にベイズファクターを使用することを推進し、初のオンラインベイズファクター計算機を作成。 |
目次タイトル |
1 カール・ポパーと境界設定 |
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背景:論理実証主義 帰納の問題 批判的議論の役割 科学とは何か? 精神分析学、マルクス主義、相対性理論 反証可能性の程度 反証可能性 真実らしさ 客観的知識 確率的な理論と反証 心理学における理論は反証可能か? 知識社会学 真実、道具主義、現実主義 ポパーの考えを用いて研究論文を批判的に評価する おわりに ふりかえりと議論のための質問 理解を深めるための文献案内 |
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2 クーンとラカトシュ-パラダイムとプログラム |
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トーマス・クーンとパラダイム クーンの立場から見た危機 革命 概念形成についての覚書 クーン対ポパー 相対主義とポストモダニズム ラカトシュと研究プログラム 前進と退行 ある例 新奇性 科学の方法論の選び方 クーンとラカトシュの考えを用いて研究を評価する おわりに ふりかえりと議論のための質問 理解を深めるための文献案内 |
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3 ネイマン、ピアソンと仮説検定 |
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フィッシャー、ネイマン、ピアソン 確率 データと仮説 仮説検定:α 仮説検定:αとβ 実際の検定力 感度 停止規則 多重検定 フィッシャー流の推測 有意性検定に関してよく誤解されるその他の点 信頼区間 ネイマン-ピアソンアプローチに対する批判 ネイマン-ピアソンアプローチを使用して研究論文を批判的に評価する まとめ ふりかえりと議論のための質問 理解を深めるための文献案内 |
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4 ベイズと仮説の確率 |
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主観的確率 ベイズの定理 尤度 ベイズ分析 停止規則 ベイジアンアプローチの弱点 ベイジアンアプローチを使用して研究論文を批判的に評価する まとめ-ネイマン-ピアソン対ベイズ ふりかえりと議論のための質問 理解を深めるための文献案内 ベイズファクターを計算するためのMatlabのプログラム 付録1 個人のオッズを直接得る |
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5 フィッシャーと尤度-科学的知見への王道 |
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有意性が証拠とならないのはなぜか ベイズの事後分布が証拠とならないのはなぜか 尤度比が証拠となるのはなぜか 誤った結論につながる証拠や弱い証拠の確率 尤度区間 カテゴリカル変数の例 ほぼ正規性をもつデータの例 証拠を積み重ねる モデルを選択する 真実を知る ランダム化 尤度アプローチを使用して心理学研究を批判的に評価する ネイマン-ピアソン、ベイズ、尤度推測のまとめ ふりかえりと議論のための質問 付録2 |