タイトルコード |
1000101195502 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
帝政期ローマの法学者 |
書名ヨミ |
テイセイキ ローマ ノ ホウガクシャ |
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ケルススの分析を中心に |
叢書名 |
早稲田大学エウプラクシス叢書
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叢書番号 |
046 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
塚原 義央/著
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著者名ヨミ |
ツカハラ ヨシヒサ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
早稲田大学出版部
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出版年月 |
2024.10 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-657-24803-9 |
ISBN |
4-657-24803-9 |
数量 |
9,228p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
322.32
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件名 |
ローマ法
法律学者
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注記 |
文献:p213〜223 |
内容紹介 |
古代ローマ時代、精緻な法制度を作り上げ、近代法の形成にも多大な影響を与えた法学者。ローマ法の古典期を代表する法学者の一人ケルススと、同時代の法学者ユリアヌスの法学を比較し、帝政期ローマの法学者像を導き出す。 |
著者紹介 |
東北学院大学法学部講師。博士(法学)早稲田大学。専門はローマ法、西洋法制史。 |
目次タイトル |
序論 |
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第1節 問題関心 第2節 先行研究 第3節 本書の構成 |
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第1章 帝政前期ローマの法学者を取り巻く状況 |
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第1節 帝政前期ローマにおける法学の状況 第2節 プロクルス学派とサビヌス学派 第3節 皇帝顧問会での法学者の活動 第4節 小括 コラム:ローマの歴史 |
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第2章 公職者としてのケルススの活動 |
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第1節 ケルススの経歴 第2節 同元老院議決の分析にあたっての諸前提 第3節 S.C.Q.P.の内容を伝える史料(D.5,3,20,6〜6d) 第4節 ハドリアヌス帝と元老院との関係におけるS.C.Q.P. 第5節 小括 コラム:ギリシア人とエトルリア人 |
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第3章 ケルススが残した法格言(1) |
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第1節 先行研究 第2節 共和政期および帝政期における善および衡平bonum et aequumのあり方 第3節 ケルススのb.e.aの用い方 第4節 小括 コラム:ローマ人の名前 |
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第4章 ケルススが残した法格言(2) |
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第1節 先行研究 第2節 共和政期におけるvis ac potestasのあり方 第3節 帝政期におけるvis ac potestasのあり方 第4節 ケルススの法解釈事例 第5節 小括 コラム:ローマの公職 |
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第5章 ケルススの遺贈解釈 |
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第1節 D.33,10,7 第2節 ローマにおける家財道具遺贈 第3節 D.33,10に採録される諸法文 第4節 小括 コラム:ローマの皇帝 |
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第6章 ユリアヌスの法解釈 |
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第1節 ユリアヌスの出自および法学修習経歴,公職就任経歴 第2節 ユリアヌスのアクィリウス法解釈法文(D.9,2,51) 第3節 アクィリウス法上の文言「殺害する」の理解 第4節 小括 |
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結論 |
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第1節 ケルススの法学者像 第2節 ユリアヌスとの対比において |