タイトルコード |
1000101203897 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ブルデュー社会学で読み解く現代文化 |
書名ヨミ |
ブルデュー シャカイガク デ ヨミトク ゲンダイ ブンカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
片岡 栄美/編著
村井 重樹/編著
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著者名ヨミ |
カタオカ エミ ムライ シゲキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2024.11 |
本体価格 |
¥2400 |
ISBN |
978-4-7710-3881-3 |
ISBN |
4-7710-3881-3 |
数量 |
5,148p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
361.235
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個人件名 |
Bourdieu Pierre |
内容紹介 |
音楽、食、若者文化、ソーシャルメディアを対象とし、文化的オムニボア(雑食)の増大や趣味・嗜好の多様化、文化的な不平等や卓越化の変容などを視野に入れながら、ブルデュー社会学の現代日本への適用とその意義を問う。 |
著者紹介 |
駒澤大学文学部教授。博士(社会学)。 |
目次タイトル |
第1章 ブルデュー文化社会学への招待 |
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はじめに 1 ブルデュー文化社会学の基本概念 2 ブルデュー文化社会学の論理 3 ブルデュー文化社会学の視座 |
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第2章 文化的オムニボア(文化的雑食)とは何か |
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1 象徴的排除と階級 2 文化的排他性の変容と文化の序列性 3 文化歴オムニボア(文化的雑食性)仮説の登場 4 日本は文化的雑食性(文化的オムニボア)の社会か? 5 文化的オムニボアは寛容性か,それとも卓越化の新しい形態か? 6 「ゆとりのハビトゥス」から「ファスト教養」の時代へ 7 現代の文化資本とは何か |
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第3章 文化資本の揺らぎと境界感覚の測定 |
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1 ハビトゥスについて 2 卓越化について 3 音楽の優劣 |
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第4章 大学生における「趣味の良さ」と階層意識,ハビトゥスの関係 |
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はじめに 1 趣味・嗜好とハビトゥス 2 大学生の趣味データの読み方 3 進路選択と趣味の関係 4 仮説とデータ 5 大学生の「趣味の良さ」判断と「趣味の幅広さ」の関係 6 趣味実践と趣味の良さ 7 趣味活動の差異空間の多重対応分析と文化マップ 8 大学生の社会空間の特徴と差異空間との対応関係 9 希望する職業の社会空間と差異空間の対応 まとめ |
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第5章 食の実践・卓越化・正統性 |
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はじめに 1 食事の礼儀作法と社会階級 2 食事様式と卓越化 3 食の実践と文化的オムニボア 4 グルメ文化と真正性 5 食の実践・卓越化・正統性-良い食べ物をめぐる象徴闘争 |
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第6章 食の好みと社会階層 |
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はじめに 1 食のテイストと社会階級に関する先行研究 2 分析課題 3 データ 4 食の文化資本尺度 5 食の文化資本得点の規定要因 6 好きな料理にみる食テイスト空間 7 食テイスト空間と社会空間の対応 まとめ |
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第7章 ソーシャルメディアにおける文化実践と社会空間 |
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はじめに 1 文化実践の場としてのソーシャルメディア 2 デジタルデバイド 3 オンライン場の理論 4 サーベイ調査と行動ビックデータ 5 データの説明 6 文化実践はどのようにして社会空間を再生産するか?-条件の特定 7 疑似予測法 8 データの処理と分析モデル 9 結果 10 Twitter上での実践は社会空間を再生産するか? まとめ |